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ネクスウェイとユーザックシステムがFAXサービスを連携、受注業務の自動化とペーパーレス化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ネクスウェイとユーザックシステムがFAXサービスを連携、受注業務の自動化とペーパーレス化を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • ネクスウェイとユーザックシステムのサービス連携開始
  • FAX受信データの電子化と基幹システム連携を自動化
  • 受注業務のペーパーレス化と効率化を実現

FNX e-受信FAXサービスとRobo派遣の連携による業務改革

TISインテックグループのネクスウェイは、FAX受信サービス「FNX e-受信FAXサービス」とユーザックシステムのRPA自動化サービス「Robo派遣」の連携を2025年3月26日より開始した。両サービスの連携により、FAXで受信した注文書や見積書などの帳票を電子データ化し、RPAを活用して基幹システムへのデータ連携を自動化することが可能になったのだ。[1]

企業間取引におけるデジタル化が進む現状においても、製造業や卸売業などではFAXを利用する企業が依然として多く存在している。非効率な業務フローや作業の属人化、人件費の増加などが大きな課題となっており、これらの課題を解決するためにネクスウェイとユーザックシステムは本連携を実現したのだ。

「FNX e-受信FAXサービス」を導入することで、FAXで受け取った全ての帳票をWebサービス上で管理できるようになり、受注業務の完全なペーパーレス化が実現可能となった。さらに「Robo派遣」との連携により、RPAを活用したデータ連携によって入力ミスや作業漏れを大幅に削減することができるようになったのである。

FNX e-受信FAXサービスとRobo派遣の機能まとめ

項目 詳細
サービス開始日 2025年3月26日
主な機能 FAX受信データの電子化、RPAによる基幹システム連携
利用料金 Robo派遣:1業務5,000円/月(初期費用0円)
導入メリット 業務効率化、ペーパーレス化、入力ミス軽減
対象業種 製造業、卸売業など

RPAについて

RPAとは「Robotic Process Automation」の略称で、人間が行うパソコン操作やデータ入力などの定型的な作業を、ソフトウェアロボットが代行する技術のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 定型的な業務プロセスを自動化し、作業時間を大幅に短縮
  • 人的ミスの削減と業務品質の向上を実現
  • 24時間365日稼働が可能で、業務効率を最大化

FAXでの受注業務において、RPAは受信データの仕分けから基幹システムへの入力まで一連の作業を自動化することができる。製造業や卸売業などでは、RPAの導入によって業務効率の向上と人的コストの削減を同時に実現することが可能となっている。

FNX e-受信FAXサービスとRobo派遣の連携に関する考察

本連携による最大の利点は、既存の商習慣を維持しながらデジタル化を推進できる点にある。特に製造業や卸売業では取引先との関係性を重視する必要があり、FAXでの受発注を急激に変更することは困難であったが、本連携によってその課題を解決することが可能となったのだ。

今後の課題として、セキュリティ面での対策強化が必要になってくるだろう。データの電子化に伴い、情報漏洩のリスクも高まることが予想されるため、より強固なセキュリティ体制の構築が求められる。両社には暗号化技術の強化やアクセス権限の細分化など、さらなる対策の実装を期待したい。

将来的には、AIとの連携による機能拡張も視野に入れるべきである。画像認識技術やテキスト解析を活用することで、FAXデータの自動分類や異常検知などより高度な自動化が実現できるはずだ。このような技術革新により、さらなる業務効率化と人的コストの削減が期待できるだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「ネクスウェイの「FNX e-受信FAXサービス」がユーザックシステムのデータ自動化サービス「ロボ派遣」と連携 | TIS株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001740.000011650.html, (参照 25-03-28).
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