【CVE-2025-28863】WordPressプラグインDelete Original Image 0.4にCSRF脆弱性が発見、早急な対応が必要に
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記事の要約
- WordPressプラグインDelete Original Imageに深刻な脆弱性
- バージョン0.4以前でCSRF脆弱性が発見される
- CVSSスコア4.3のミディアムレベルの脆弱性
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【CVE-2025-28863】WordPressプラグインDelete Original Image 0.4のCSRF脆弱性
Carlos Minattiが開発したWordPressプラグインDelete Original Imageにおいて、バージョン0.4以前に重大なクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性が発見された。2025年3月11日にPatchstack OÜによって公開されたこの脆弱性は、【CVE-2025-28863】として識別されており、CVSSスコアは4.3でミディアムレベルの深刻度と評価されている。[1]
この脆弱性は、攻撃者がユーザーの意図しないリクエストを実行できる可能性があり、情報の整合性に影響を与える可能性がある。CVSSベクターによると、攻撃元区分はネットワークであり、攻撃条件の複雑さは低いとされているが、攻撃の成功にはユーザーの操作が必要となる。
Patchstack Allianceに所属するNguyen Thi Huyen Trang(Skalucy)によって発見されたこの脆弱性は、CWE-352(クロスサイトリクエストフォージェリ)に分類されている。攻撃者は特権レベルを必要とせずに攻撃を実行できるが、影響範囲は限定的であるとされている。
脆弱性の詳細情報まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
CVE番号 | CVE-2025-28863 |
影響を受けるバージョン | 0.4以前 |
脆弱性の種類 | クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF) |
CVSSスコア | 4.3(MEDIUM) |
発見者 | Nguyen Thi Huyen Trang - Skalucy(Patchstack Alliance) |
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クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)について
クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)とは、Webアプリケーションに対する攻撃手法の一つで、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 正規ユーザーの認証情報を悪用した不正なリクエストの実行
- ユーザーの意図しない操作を強制的に実行させる
- Webアプリケーションの重要な機能を悪用可能
Delete Original Imageプラグインで発見されたCSRF脆弱性は、攻撃者がユーザーの権限を悪用して不正な操作を実行できる可能性がある。この脆弱性は特権レベルを必要としないため、一般ユーザーの権限でも攻撃が可能であり、情報の整合性に影響を与える可能性がある。
WordPressプラグインの脆弱性に関する考察
WordPressプラグインの脆弱性は、エコシステム全体のセキュリティに大きな影響を与える可能性がある重要な問題だ。特にDelete Original Imageのような画像管理プラグインは、多くのサイトで利用されており、攻撃者に悪用された場合にコンテンツの整合性が損なわれる可能性が高いため、早急な対応が必要となるだろう。
WordPressプラグインのセキュリティ管理には、開発者とユーザーの双方が関与する必要がある。開発者は定期的なセキュリティ監査とアップデートの提供を行い、ユーザーは常に最新バージョンを使用することで、脆弱性のリスクを最小限に抑えることができるだろう。
今後は、プラグインのセキュリティ審査プロセスの強化やセキュリティガイドラインの整備が重要となる。WordPressコミュニティ全体でセキュリティ意識を高め、プラグイン開発時からセキュリティを考慮した設計を行うことで、同様の脆弱性の発生を防ぐことができるはずだ。
参考サイト
- ^ CVE. 「CVE: Common Vulnerabilities and Exposures」. https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2025-28863, (参照 25-03-29). 1361
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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