NECが顔認証PCセキュリティソフトNeoFace Monitor V8を発表、VDI環境での認証機能が大幅に強化

PR TIMES より
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記事の要約
- NECが顔認証PCセキュリティソフトの新バージョンを発表
- VDI環境での顔認証とAPI連携機能を大幅に強化
- メジャーバージョンアップの容易化など利便性も向上
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NECが顔認証PCセキュリティソフトウェアNeoFace Monitor V8を発表
NECは世界No.1の性能を誇る顔認証エンジンをベースとしたPCセキュリティソフトウェアの新バージョン「NeoFace Monitor パッケージ版 V8」を2025年3月31日に販売開始した。企業や団体でハイブリッドワークの導入が進展する中、業務効率化やコスト削減を実現させるシステム整備とデバイスのセキュリティ対策へのニーズが高まっている現状に対応するものだ。[1]
新バージョンでは手元端末およびVDI環境の双方にNeoFace Monitorをインストールすることで、顔認証によるOSログオンやロック解除、業務アプリケーションへの代行認証の同時利用が可能となった。加えて手元端末から複数のVDIに同時接続するマルチセッション環境でも顔認証を使い分けられる機能を新たに採用している。
また認証キャッシュの運用管理強化により、端末がオフライン状態の顔認証時に必要な各端末内のキャッシュデータの有効期限やユーザ数の設定機能が追加された。さらにAPI連携キットのライセンス体系を見直し、開発者向けのAPI連携キットとその保守を1ライセンス分追加購入することで業務システムへの顔認証のAPI組込が可能となっている。
NeoFace Monitor V8の主な機能まとめ
VDI連携強化 | API連携強化 | その他機能強化 | |
---|---|---|---|
主な特長 | 顔認証の同時利用 | 認証キャッシュ管理強化 | メジャーバージョンアップ容易化 |
対応環境 | SKYDIV、AVD、SCVX | API連携キットG3 | 全環境 |
主なメリット | マルチセッション対応 | 認証処理結果の精緻化 | 操作ログのCSV出力 |
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VDIについて
VDIとは「Virtual Desktop Infrastructure」の略称で、デスクトップ環境を仮想化して集中管理するためのインフラストラクチャを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- デスクトップ環境を仮想化してサーバー側で一元管理
- 場所を問わずに同じ作業環境にアクセス可能
- セキュリティ管理の効率化とコスト削減を実現
VDI環境では、ユーザーは手元の端末からネットワークを通じて仮想デスクトップにアクセスし、あたかも通常のPCを使用しているかのように作業を行うことが可能だ。NeoFace Monitor V8では、このVDI環境においても顔認証によるセキュアなアクセス制御と業務システムの利用を実現している。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「NEC、顔認証PCセキュリティソフトウェアにおいてVDIおよびAPI連携などを強化した新バージョンを販売開始 | 日本電気株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000893.000078149.html, (参照 25-04-01). 3879
- NEC. https://jpn.nec.com/
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