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テラチャージとIHI扶桑エンジニアリングが機械式駐車場向けEV充電サービスを開始、新築集合住宅での充電インフラ整備を促進

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

テラチャージとIHI扶桑エンジニアリングが機械式駐車場向けEV充電サービスを開始、新築集合住宅での充電インフラ整備を促進

PR TIMES より


記事の要約

  • テラチャージとIHI扶桑エンジニアリングが機械式駐車場でのEV充電で連携
  • 機械式駐車装置への充電器設置における技術的課題を解決
  • 新築集合住宅向けにEV充電環境の整備を促進

機械式駐車場でのEV充電サービス提供開始

Terra Charge株式会社は2025年3月31日、株式会社IHI扶桑エンジニアリングと連携し、新築物件向けに機械式駐車装置とEV充電サービス「テラチャージ」の同時提供を開始したことを発表した。二・多段式駐車装置のリーディングカンパニーであるIHI扶桑エンジニアリングは年間10,000パレット超の納入実績を持つ企業である。[1]

充電環境の整備に向けた経済産業省の目標では、2030年までに充電器設置数を30万口まで拡大し、マンションなどの自宅での基礎充電を10~15万口とすることを掲げている。日産自動車の調査によると、集合住宅居住者の81.8%がEV充電環境の不足に不便を感じており、充電インフラの整備が急務となっている。

本連携では幅1950mm以上の広いパレットを採用し、地上一段へのEV充電器設置によって充電ケーブルや車両充電口の位置・寸法に関する制約を緩和している。これによって多様な車種への対応を実現し、集合住宅におけるEV充電インフラのさらなる普及促進を目指すものだ。

機械式駐車場でのEV充電サービスまとめ

項目 詳細
設置場所 新築集合住宅の機械式駐車場
パレット幅 1950mm以上
充電器設置位置 地上一段
特徴 充電ケーブルや充電口の位置制約を緩和
導入目標 2030年までに自宅充電10~15万口
Terra Chargeの詳細はこちら

機械式駐車装置について

機械式駐車装置とは、限られたスペースで効率的に駐車場所を確保するための装置であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 車を乗せたパレットが昇降する仕組みを採用
  • 集合住宅での効率的な駐車スペース確保が可能
  • 充電ケーブルの取り回しに特別な配慮が必要

従来の機械式駐車場では充電ケーブルがはみ出した際にパレット昇降が緊急停止するリスクがあり、EV充電器の設置が技術的な課題となっていた。IHI扶桑エンジニアリングとテラチャージの連携により、パレット幅の拡大と地上一段への設置によってこれらの課題を解決し、安全で利便性の高いEV充電環境を実現している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「テラチャージ、機械式駐車装置メーカーIHI扶桑エンジニアリングと連携し、機械式駐車装置でのEV充電サービスを提供 | Terra Charge 株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000345.000075648.html, (参照 25-04-01).
  2. 3557
  3. 経済産業省. https://www.meti.go.jp/index.html

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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