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公開：2024-12-19

サグリ代表の坪井がForbes JAPAN起業家名鑑に選出、衛星データとAIを活用した農業DXで注目

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• サグリ代表の坪井がForbes JAPANの起業家名鑑に選出
• 衛星データとAIを活用した農業課題解決を展開
• 2024年11月25日発売のForbes JAPANに掲載

サグリ代表坪井のForbes JAPAN起業家名鑑選出

衛星データとAIを活用し農業と環境の課題解決を目指すサグリ株式会社は、代表取締役の坪井俊輔がForbes JAPANの「日本の起業家名鑑400」に選出され、2024年11月25日発売の同誌に掲載されることを公開した。坪井代表はForbesの「世界を変える30歳未満30人」の日本版およびアジア版でも選出された実績を持つ起業家である。^[1]

サグリ株式会社は2018年に兵庫県で創業された岐阜大学発のインパクトスタートアップとして、耕作放棄地を検知する農地パトロールアプリ「アクタバ」や作付け予測をする「デタバ」などのサービスを展開している。2024年8月にはシリーズAで約10億円の資金調達を実施するなど、着実な成長を遂げている。

同社は「人類と地球の共存を実現する」というビジョンのもと、AIを用いた衛星データ解析技術を主軸に農業や地球環境の課題解決に取り組んでいる。農林水産省及び経済産業省からの採択や第6回宇宙開発利用大賞における内閣総理大臣賞の受賞など、その取り組みは高い評価を受けているのだ。

サグリの主要サービスと実績まとめ

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衛星データ解析技術について

衛星データ解析技術とは、人工衛星から取得される地球観測データを分析し、地表の状態や変化を把握する技術のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 広域の地表データを効率的に収集可能
• 定期的な観測による時系列分析が可能
• AIとの組み合わせで高度な分析が実現

サグリはこの衛星データ解析技術とAIを組み合わせることで、耕作放棄地の検知や作付け予測など、農業における重要な課題の解決に取り組んでいる。特に農地パトロールアプリ「アクタバ」や「デタバ」では、衛星データの解析結果を活用することで、効率的な農地管理と作付け計画の立案を実現している。

衛星データを活用した農業DXに関する考察

衛星データとAIを組み合わせた農業支援システムは、人手不足や高齢化が進む日本の農業分野において革新的なソリューションとなる可能性を秘めている。特に耕作放棄地の効率的な検知や作付け予測は、農地の有効活用と生産性向上に直接的な効果をもたらすことが期待できるだろう。

しかし、農業分野におけるデジタル技術の導入には、高齢の農業従事者のデジタルリテラシー向上や、システムの使いやすさの改善といった課題が残されている。今後は、より直感的なユーザーインターフェースの開発や、地域に密着したサポート体制の構築が重要になってくるはずだ。

また、気候変動やグローバルな食料供給の不安定化が進む中、衛星データを活用した精密農業の重要性は更に高まっていく可能性がある。農業のデジタル化を通じて、環境負荷の低減と生産性の向上を両立させる取り組みが、今後の持続可能な農業の実現に大きく貢献するだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「『Forbes JAPAN』の起業家名鑑にサグリ代表の坪井が選定されました | サグリ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000152.000040885.html, (参照 24-12-19).
2. 経済産業省. https://www.meti.go.jp/index.html

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