マーケティング

MARKETING

公開：2024-12-19

志布志市が自治体交流ファンサイト「ふるさと生活」での情報発信を本格開始、観光と移住定住の促進へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 志布志市のファンサイトが自治体交流サイトで本格稼働開始
• オンラインショップとふるさと納税機能を搭載
• 観光情報や移住定住に関する情報を提供開始

志布志市ファンサイトがオンラインショップ機能を備え本格稼働

鹿児島県志布志市は株式会社シフトセブンコンサルティングが運営する自治体交流ファンサイト「ふるさと生活」において、志布志市ファンサイトを2024年12月16日に本格稼働した。観光や特産品といった地域のPRだけでなく雇用や移住定住人口の増加、関係人口の増加を目的としたファンサイトは、オンラインショップ機能とふるさと納税機能を備えている。^[1]

志布志市とシフトセブンコンサルティングは2024年3月に連携協定を締結し、ふるさと納税を主軸にしたITコンサルティングやソリューション提供のノウハウと地域資源や魅力を融合させることで、新たな形のコミュニティの創出を目指している。両者は今後も積極的な情報発信を展開していく予定だ。

オンラインショップでは志布志市の特産品を購入できる他、12月10日から24日まで送料無料キャンペーンを実施している。また同サイト内ではふるさと納税の寄附も可能で、2024年12月21日から22日には東京の「かごしま遊楽館」で特産品の特別販売イベント「しぶしフェア」も開催される。

志布志市ファンサイトの機能まとめ

ふるさと生活の詳細はこちら

シティセールスについて

シティセールスとは、地域の特性や強みを活かしながらまちを売り込む取り組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 地域の魅力を効果的に発信し認知度を向上
• 観光誘客や企業誘致による地域経済の活性化
• 移住定住の促進による人口増加の実現

シティセールスは単なる観光PRだけでなく、雇用創出や交流人口・関係人口の増加といった地方創生の取り組みを総合的に推進する施策である。志布志市では2025年1月からシティセールス課を新設し、より積極的な地域活性化を目指している。

自治体交流ファンサイトに関する考察

自治体交流ファンサイトを通じた地域情報の発信は、地方自治体が抱える人口減少や少子高齢化、地方交付税の減少といった課題に対する具体的な解決策となり得る可能性を秘めている。特に志布志市の事例では、オンラインショップとふるさと納税の機能を組み合わせることで、地域特産品の販路拡大と自主財源の確保を同時に実現できる点が注目に値するだろう。

今後はユーザーの利用状況や購買データの分析を通じて、より効果的な情報発信や商品展開が求められることが予想される。一方で、地域の魅力を継続的に発信し続けるためのコンテンツ制作や運営体制の整備も課題となるため、自治体と運営会社の緊密な連携が不可欠だろう。

地域の魅力発信と関係人口の増加を目指す自治体交流ファンサイトの取り組みは、他の自治体にとっても参考になるモデルケースとなる可能性を秘めている。今後は移住相談や地域の求人情報など、より実践的なサービスの拡充も期待されるところだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「鹿児島県志布志市　自治体交流ファンサイト「ふるさと生活」が本格稼働スタート！ | 志布志市役所のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000137231.html, (参照 24-12-19).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「マーケティング」に関するコラム一覧「マーケティング」に関するニュース一覧