TEPがJ-TECH STARTUP 2024認定企業8社を発表、医療からエネルギーまで幅広い分野から選出
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PR TIMES より
記事の要約
- TEPがJ-TECH STARTUP 2024で8社を認定
- シード枠2社とアーリー枠6社が選出される
- 2025年2月にサミット開催と認定証授与を予定
TEPが選出したJ-TECH STARTUP 2024認定企業と今後の展開
一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズは2024年12月17日、ディープテック分野において今後の成長が期待されるスタートアップを認定する事業「J-TECH STARTUP 2024」にて8社の選出を発表した。シード枠とアーリー枠から医療やバイオ、エネルギー等の幅広い分野のスタートアップが選ばれ、Floatmeal株式会社が大学・研究機関発スタートアップ賞を受賞している。[1]
認定企業の発表を受け、2025年2月19日にTokyo Innovation Baseにて第9回J-TECH STARTUP SUMMITの開催が予定されている。認定企業による事業プレゼンテーションや認定証の授与、技術系スタートアップの海外展開に関するパネルディスカッションなど、充実したプログラムが用意されるだろう。
TEPは2009年の創設以来、TX沿線を中心にディープテック・スタートアップの支援活動を展開している。2016年から開始したJ-TECH STARTUPでは、事業の革新性や経済的発展、社会的影響力、事業の実行力の観点から評価を行い、グローバルな成長が期待されるスタートアップを選出している。
J-TECH STARTUP 2024認定企業まとめ
枠 | 企業名 | 事業内容 |
---|---|---|
シード枠 | Floatmeal株式会社 | ウォルフィアの持続可能な安定生産技術開発 |
シード枠 | UniMedical株式会社 | 量子技術を用いた心疾患診断医療機器開発 |
アーリー枠 | 株式会社EXORPHIA | 幹細胞由来の細胞外小胞を活用した医療技術 |
アーリー枠 | 株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ | 放射線育種事業 |
アーリー枠 | Global Vascular株式会社 | 次世代ステント開発 |
アーリー枠 | 株式会社TCNプライム | 医療機器開発 |
アーリー枠 | LiSTie株式会社 | リチウム分離技術開発 |
アーリー枠 | 株式会社マリス creative design | 視覚障がい者向け歩行アシスト機器開発 |
ディープテックについて
ディープテックとは、自然科学分野での研究を通じて得られた科学的発見に基づく技術のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 社会課題の解決に貢献する革新的な技術
- 研究開発に基づく高度な科学技術
- 事業化による大きな社会的インパクト
日本政府は2023年度より経済産業省主導で総額1000億円規模のディープテック・スタートアップ支援事業を開始している。大学・研究機関、投資家、事業会社、専門家、支援団体など各方面が協力し、革新的な技術の確立と事業化、社会実装を目指す取り組みが進められている。
J-TECH STARTUP 2024に関する考察
J-TECH STARTUP 2024の認定企業は、医療からエネルギー、食料まで幅広い分野で革新的な技術開発に取り組んでいる点が特徴的だ。特にシード枠からアーリー枠まで各企業の技術レベルが高く、社会課題の解決に直結する事業展開を目指している点は高く評価できるだろう。
一方で、これらのスタートアップが直面する課題として、研究開発資金の確保や人材採用、規制対応などが考えられる。TEPによる支援プログラムや大企業とのマッチング機会の提供は、これらの課題解決に向けた重要な取り組みとなるはずだ。
今後は認定企業の事業進捗や成長をサポートする継続的な支援体制の構築が求められる。特にグローバル展開を視野に入れた際の知財戦略や海外パートナーとの連携強化など、長期的な成長戦略の策定と実行が重要になってくるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「今最も注目すべきシード・アーリー期のスタートアップを選出 「J-TECH STARTUP 2024」認定企業8社が決定 | 一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000048525.html, (参照 24-12-19).
- 経済産業省. https://www.meti.go.jp/index.html
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