日本草木研究所とTeaRoomが業務連携開始、日本茶製法による山林資源の価値化に向け新製品を開発

PR TIMES より
記事の要約
- 日本草木研究所とTeaRoomが業務連携を開始
- 日本茶の製法を活用し山林資源の価値化を目指す
- 発酵モクレン紅茶と発酵黒文字白茶の2製品を発売
日本山林資源の新たな価値創造に向けた業務提携
日本草木研究所は山林資源の価値化を目指し、TeaRoom及びTHE CRAFT FARMとの業務連携を2024年12月16日に発表した。日本の国土の7割を占める山林には独自の進化を遂げた多くの植物が自生しているものの、それらの資源は価値化の機会を得られていない状況が続いている。[1]
日本茶の加工技術を基盤とするTeaRoomとの協業により、自生植物の嗜好性を引き出し特用林産物市場の活性化を試みることになった。これまでの野草茶は産業として成熟しておらず、シンプルな乾燥製法のみで技術開発が行われてこなかったことが大きな課題となっていた。
この取り組みでは日本茶の萎凋や酸化、熟成、菌発酵などの技術を山林資源に転用することで、植物固有の香りや味を活かしながら嗜好価値を高める技術開発を進めている。すでに「草木チャ発酵モクレン紅茶」と「草木チャ発酵黒文字白茶」の2製品が開発され、販売が開始された。
新製品の特徴まとめ
発酵モクレン紅茶 | 発酵黒文字白茶 | |
---|---|---|
使用素材 | タムシバの葉 | クロモジの葉 |
製法 | 紅茶製法 | 白茶製法による微発酵 |
特徴 | 爽やかさとフルーティーさ | えぐみのない爽やかな味わい |
特用林産物について
特用林産物とは、森林原野において産出される産物のうち、木材を除く全ての有用植物や動物性産物を指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 山菜やきのこ、木の実などの食用資源
- 薬用植物や染料などの工業原料
- 観賞用植物や山林副産物
特用林産物市場は現在、国内の食料自給率低下や山林の荒廃、従事者の減少などの課題に直面している。日本茶の製法技術を活用することで、これまで価値化されてこなかった山林資源に新たな可能性を見出し、地域産業の活性化につながることが期待されている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「「日本草木研究所」×「TeaRoom」業務連携を発表、日本の山林資源の価値化を目指し、日本茶の製法を用いた新規製品開発/R&Dを加速 | 合同会社山伏のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000098465.html, (参照 24-12-19).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
- デジタルフィンテックと学研ロジスティクスが株主優待のDX化で協業、物流とデジタルギフトによる運用効率化を実現
- 大和リビングがライナフのスマート置き配を導入、再配達削減と入居者の利便性向上を実現
- グリーがDX関連子会社をグリーエックスへ統合、2025年2月より新体制でDX支援を強化
- 電巧社が大阪支店で工事事業を開始、空調および電気設備の施工体制を強化し顧客サービスを拡充
- アイヴィ・サービスがリファレンスチェックシステムLinkRootを提供開始、採用ミスマッチの防止と効率化を実現
- デフィデが生成AIワークバリュー・スコア分析を開始、従業員エンゲージメントの可視化と組織改革を支援
- VOSTが名古屋で生成AIセミナーを開講、実務で即戦力となる技術者育成プログラムの提供を開始
- ジオテクノロジーズが江戸城再建WALKERSをリリース、歩くだけで江戸城再建に貢献できるアプリの提供が開始
- BTMと百十四銀行がビジネスマッチング契約を締結、香川県周辺企業のDX推進に向けた協業体制を構築
- 紀陽銀行がオンライン商談システムROOMSを導入開始、融資相談の利便性向上へ
アーカイブ一覧
ビジネススキルに関する人気タグ
ビジネススキルに関するカテゴリ