HGグローバルインダストリーズが航空宇宙産業推進ネットワークを設立、柳川市で天体観望会も同時開催へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

HGグローバルインダストリーズが航空宇宙産業推進ネットワークを設立、柳川市で天体観望会も同時開催へ

PR TIMES より


記事の要約

  • HGグローバルインダストリーズがAIPNのキックオフ大会を開催
  • 柳川市で航空宇宙産業推進ネットワークの活動を本格始動
  • 九州大学公開講座とプチ天体観望会を同時開催

航空宇宙産業推進ネットワークの設立と天体観望会の開催

経済産業省の衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業に採択された合同会社HGグローバルインダストリーズが2024年12月21日に福岡県柳川市でAIPNのキックオフ大会を開催することを発表した。柳川市のむつごろうランド特設会場では九州大学公開講座のプチ天体観望会も同時に実施されることになっている。[1]

AIPNは航空宇宙産業に挑戦する人々が集まり相互支援する民間の宇宙ビジネスコンソーシアムとして設立された組織である。柳川市・柳川商工会議所・日本航空学会西部支部・九州大学・崇城大学・福岡県・宇宙航空研究機構・九州経済連合会から後援を得て本格的な活動を開始することになっている。

メイン会場では宇宙を目指す学生や若手研究者による展示や企業による宇宙をテーマにしたパネル展示が行われ交流の場が設けられる予定だ。また天体観望会では九州大学の花田俊也先生や中島健介先生の指導のもと人工衛星や惑星の観測が可能になっている。

AIPNキックオフイベントの概要

項目 詳細
開催日時 2024年12月21日(土)
場所 福岡県柳川市むつごろうランド特設会場
主なプログラム キックオフ大会(15:00-17:00)、プチ天体観望会(17:45-21:00)
指導者 九州大学花田研究室・中島研究室、JAXA職員3名
観測対象 人工衛星、金星、土星、木星、アンドロメダ銀河など
特典 事前登録者を対象に使用望遠鏡のプレゼント抽選あり
AIPNの詳細はこちら

コンソーシアムについて

コンソーシアムとは複数の企業や団体が共通の目的のために形成する共同事業体のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 参加企業が持つリソースやノウハウを共有して相乗効果を創出
  • 単独では困難な大規模プロジェクトやイノベーションの実現が可能
  • 参加企業間での技術移転や人材交流による成長機会の創出

AIPNは九州および全国の企業がリソースを持ち寄って宇宙開発を行う新たな取り組みとして注目されている。このコンソーシアム形式により参加企業は教育プログラムの活用や共同開発、プロモーション機会の獲得など多様なメリットを享受することが可能だ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「経産省事業採択のHGグローバルインダストリーズ、民間の航空と宇宙の民間コンソーシアム 航空宇宙産業推進ネットワーク(AIPN)の結成キックオフ大会と九州大学公開講座プチ天体観望会を柳川市で開催 | 合同会社HGグローバルインダストリーズのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000144205.html, (参照 24-12-19).
  2. 経済産業省. https://www.meti.go.jp/index.html

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