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公開：2025-01-17

りそなグループと富士通が住宅購入支援サービス「おうちかいぎ」を共同開発、パートナー間の希望を可視化する国内初のサービスが始動

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• りそなグループと富士通が住まい探しサービス「おうちかいぎ」を共同開発
• 住宅購入時のパートナー間の希望を可視化・整理・比較する国内初のサービス
• りそな銀行と埼玉りそな銀行で2025年1月15日からサービス開始

住宅購入支援Webサービス「おうちかいぎ」の概要と特徴

りそなグループの株式会社りそな銀行と株式会社埼玉りそな銀行、ならびに富士通株式会社は、理想の住まい探しをサポートするWebサービス「おうちかいぎ」を2025年1月15日より提供開始した。住宅購入においてパートナー間の希望をワンストップで可視化・整理・比較できる国内初のサービスとなっている。^[1]

「おうちかいぎ」は、住宅購入時の後悔を防ぐため、住宅ローン申込前の検討段階から利用者に伴走するサービスとして開発された。パートナー同士の希望の見える化や理想の住まいの条件整理、内覧した住宅情報の条件整理や比較までを一元的に支援することで、満足のいく住宅購入の実現をサポートしている。

本サービスは、りそなグループの住宅ローンビジネスのノウハウと富士通のDXに関する実践知を活かして共同開発されており、富士通は伴走型BizDevOps専任チームを中心にサービスのアイデア創出からプロダクトの企画・実証・開発までを支援した。サービス開発においては、住宅購入における多様な情報の整理と意思決定の支援に重点が置かれている。

おうちかいぎの主要機能まとめ

DX（デジタルトランスフォーメーション）について

DXとは、デジタルトランスフォーメーション（Digital Transformation）の略称で、デジタル技術を活用して業務やサービスを革新的に変革することを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 既存のビジネスモデルやプロセスをデジタル技術で根本的に変革
• 顧客体験の向上とビジネス効率化を同時に実現
• データ活用による新たな価値創造と意思決定の最適化

「おうちかいぎ」の開発においても、富士通のDXに関する実践知が活用されており、住宅購入プロセスのデジタル化による顧客体験の向上が図られている。従来の住宅購入では難しかったパートナー間の希望の可視化や情報の一元管理が、デジタル技術の活用によって実現されている。

住宅購入支援サービス「おうちかいぎ」に関する考察

住宅購入時のパートナー間の希望を可視化・整理・比較できる国内初のサービスとして、「おうちかいぎ」は画期的な取り組みといえる。特に住宅ローン申込前の検討段階からサポートを開始する点は、後悔のない住宅購入の実現に大きく貢献するだろう。一方で、サービスの利用にあたっては、パートナー双方がデジタルツールに慣れている必要があるという課題も考えられる。

今後起こりうる課題としては、登録された希望条件と実際の物件との乖離や、総合評価の算出基準の妥当性の検証が挙げられる。これらの課題に対しては、AIによる物件推薦機能の追加や、ユーザーフィードバックを基にした評価基準の継続的な改善が有効な解決策となるだろう。また、VR内覧機能の追加により、より効率的な物件選びが可能になると考えられる。

将来的には、本サービスが住宅購入のデジタルトランスフォーメーションを加速させる可能性を秘めている。不動産事業者との連携強化やリアルタイムな物件情報の連携、さらには契約手続きのデジタル化まで視野に入れた機能拡充に期待が高まる。住宅購入という人生の大きな決断において、デジタル技術を活用した意思決定支援の重要性は今後さらに増していくと予想される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「理想の住まい探しをサポートするWebサービス「おうちかいぎ」の取扱開始について | 富士通株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000367.000093942.html, (参照 25-01-17).

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