VPJがCIERTOとBoxの連携機能を実装、大容量コンテンツの効率的な管理が可能に
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PR TIMES より
記事の要約
- VPJがDAMシステムCIERTOとBoxの相互連携機能を実装
- 大容量コンテンツのレストアとアーカイブが可能に
- コンテンツ制作環境の生産性向上を実現
CIERTOとBoxの連携強化によるコンテンツ管理の効率化
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは、デジタルアセット管理システムCIERTOとBoxの相互連携機能を2025年2月18日に開発・実装した。CIERTOは2016年のリリース以来、Webサイト、ECサイト、SNS、カタログなど、様々な媒体のコンテンツ制作・管理・配信を支援するDXソリューションとして幅広い業界での導入が進んでいる。[1]
CIERTOとBoxの連携強化により、両システム間でのデータの移行がシームレスに行えるようになった。CIERTOの環境では制作ワークフローに必要なデータをBoxからレストアし、制作完了後はBoxへアーカイブすることで、効率的なコンテンツ制作環境が実現されている。
Boxは高いコストパフォーマンスで全社的な情報管理を実現するクラウドストレージサービスであり、CIERTOと組み合わせることで保存期間に応じたデータの最適な管理が可能となった。大容量データのアーカイブと必要に応じたレストアにより、柔軟なデータ運用体制が構築できるようになっている。
CIERTOとBoxの連携機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
CIERTOからBoxへの転送 | CIERTOの画面上でBoxにログインし、CIERTO内のデータを選択してBoxの格納先を指定することで転送が可能 |
BoxからCIERTOへの転送 | CIERTOの画面上でBoxにログインし、Box内のデータを選択してCIERTOの格納先を指定することで転送が可能 |
主な用途 | コンテンツの制作・管理・配信、大容量データのアーカイブ管理 |
対応媒体 | Webサイト、ECサイト、SNS、カタログ、映像、出版 |
デジタルアセット管理システムについて
デジタルアセット管理システム(DAM)とは、企業が保有するデジタルコンテンツを一元的に管理・運用するためのシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 画像、動画、文書などの多様なデジタルデータを統合的に管理
- メタデータによる高度な検索・分類機能を提供
- 複数ユーザーでの共同作業とアクセス権限管理が可能
CIERTOは商品情報管理(PIM)システムとの統合により、より広範な企業のDXを支援している。日本国内での実績と先進性が評価され、2019年には総務省が支援するASPICクラウドアワードで総合グランプリを受賞し、2022年にはAPAC CIO Outlookにおいて2022DAMソリューションプロバイダTOP10に選出されている。
CIERTOとBoxの連携に関する考察
CIERTOとBoxの連携強化は、デジタルコンテンツの増加に伴う企業の課題解決に大きく貢献するものだ。特にリモートワークが一般化する中で、クラウドベースでのコンテンツ管理とワークフローの効率化は、企業のDX推進において重要な要素となっている。データの長期保存と活用の両立という観点からも、この連携は理想的な解決策といえるだろう。
今後の課題として、大容量データの転送時間の最適化やセキュリティ対策の強化が考えられる。特に機密性の高いデータを扱う際には、より詳細なアクセス権限管理や暗号化機能の実装が求められるだろう。連携機能の更なる拡充により、より柔軟なデータ管理が実現することが期待される。
将来的には、AIを活用したコンテンツの自動タグ付けや、業務プロセスの自動化機能の追加も望まれる。デジタルアセット管理の高度化と効率化を両立させることで、企業のコンテンツマーケティング戦略をより強力に支援できるようになるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「VPJ、デジタルアセット管理システム「CIERTO」、「Box」との連携を強化により大容量コンテンツのアーカイブ強化を実現 | 株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000153995.html, (参照 25-02-20).
- 総務省. https://www.soumu.go.jp/
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