セキュリティ

SECURITY

公開：2025-03-15

KELAが能動的サイバー防御セミナーを開催、ASMとCTEMの実践方法を解説予定

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• KELAが能動的サイバー防御セミナーを4月23日に開催
• ASMとCTEMの実践方法について詳しく解説予定
• 企業の導入事例や基調講演も実施予定

KELAが能動的サイバー防御セミナーを開催へ

KELAはサイバー脅威インテリジェンスを提供する企業として、2025年4月23日に「KELAグループ アクティブ・サイバーディフェンス・セミナー」を開催することを2025年3月13日に発表した。政府が2月に能動的サイバー防御の法案を閣議決定したことを受け、民間企業向けのセキュリティ対策として注目を集めている状況を踏まえたセミナーとなっている。^[1]

セミナーでは基調講演として増田幸美氏が登壇し、日本へのサイバー攻撃の激化と能動的サイバー防御の必要性について解説を行う予定だ。また株式会社オープンハウスとAGC株式会社からは、KELAグループのソリューション導入プロセスと成果についての事例講演も予定されている。

会場は東京ステーションコンファレンスでのフィジカル開催とZoomでのオンライン配信によるハイブリッド形式で実施される。参加費は無料で事前登録制となっており、オンライン参加者には当日の視聴用URLが送付されることになっている。

能動的サイバー防御セミナーの概要

セミナーの申し込みはこちら

サイバー脅威インテリジェンスについて

サイバー脅威インテリジェンスとは、サイバー攻撃の脅威に関する実用的な情報を収集・分析し、組織のセキュリティ対策に活用するための情報のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• サイバー犯罪の動向や手法を継続的に監視・分析
• 攻撃者の視点から組織の脆弱性を特定
• プロアクティブな防御対策の実現を支援

KELAは2009年の設立以来、独自の自動化テクノロジーと高度な技術を持つアナリストによってサイバー脅威インテリジェンスを提供している。アンダーグラウンドからの情報収集と分析により、組織のセキュリティリスクを明確化し、効果的な対策立案を可能にしている。

能動的サイバー防御セミナーに関する考察

政府による能動的サイバー防御の法制化を受け、民間企業における具体的な実装方法の解説は非常にタイムリーな取り組みといえる。特にASMとCTEMという具体的なアプローチ方法の提示は、多くの企業にとって実践的な指針となるだろう。

導入事例として大手企業の実績が共有されることは、他企業の参考となる重要な情報となる可能性が高い。一方で、中小企業にとっては実装のハードルが高く感じられる可能性もあり、規模や業態に応じた段階的な導入方法の提示が今後の課題となるだろう。

オンラインとフィジカルのハイブリッド開催により、地理的な制約なく多くの企業が参加できる点は評価できる。今後は、より具体的な実装手順やコスト面での情報提供など、実務レベルでの支援の充実が期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「話題の “能動的サイバー防御” 従来のセキュリティ対策と何が違う？ASMとCTEMの実践方法、サイバー脅威インテリジェンスの必要性を解説 | KELA株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000059960.html, (参照 25-03-15).

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