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公開：2025-03-25

インスメッドが2024年第4四半期業績を発表、アリケイスの売上高が年間19%成長を達成し今後の展開が加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• アリケイスの第4四半期売上高が1億440万ドルを達成
• ブレンソカチブがFDAから優先審査の指定を取得
• 2024年末時点で約14億ドルの現金等を保有

インスメッドの2024年第4四半期業績と主要な事業進展

インスメッド合同会社は2025年3月24日、同社の2024年第4四半期業績および事業アップデートを発表した。アリケイスの2024年第4四半期の売上高は1億440万ドルを達成し、年間売上高は前年比19%増の3億6,370万ドルとなり、2024年通年のガイダンスレンジの上限を上回る結果となった。^[1]

同社の主力製品であるブレンソカチブは気管支拡張症の治療薬として米国食品医薬品局から優先審査の指定を受け、処方薬ユーザー・フィー法に基づく審査終了目標日は2025年8月12日に設定された。複数の臨床試験も順調に進展しており、各試験のトップラインデータ取得が2025年から2026年にかけて予定されている。

財務面では2024年末時点で約14億ドルの現金および現金同等物、市場性のある有価証券を保有しており、今後の事業拡大に向けた強固な財務基盤を確保している。2025年のアリケイスのグローバル売上高は4億500万ドルから4億2,500万ドルを見込んでおり、引き続き二桁成長を目指している。

インスメッドの業績および開発品目まとめ

気管支拡張症について

気管支拡張症とは、気管支の壁が恒久的に拡張し、気道のクリアランス機能が低下する慢性呼吸器疾患を指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 気道の構造的変化により慢性的な炎症が持続
• 反復性の気道感染や呼吸器症状を引き起こす
• 進行性の疾患で、早期診断と適切な治療が重要

インスメッドが開発中のブレンソカチブは、気管支拡張症患者の治療選択肢を広げる可能性を持つ革新的な治療薬である。FDAから優先審査の指定を受けたことで、医療ニーズの高い気管支拡張症患者に新たな治療選択肢を提供できる可能性が高まっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「インスメッド®、2024年第4四半期業績、ならびにビジネスアップデート発表 | インスメッド合同会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000096799.html, (参照 25-03-25).
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