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公開：2025-03-26

ワークス・ジャパンとリクルートが採用管理システムのAPI連携を開始、新卒採用のデジタル化が加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ワークス・ジャパンとリクルートが採用管理システムの連携契約を締結
• 「e2R PRO」と「Airワーク 採用管理」がAPI連携を実現
• リクナビからの応募者情報をリアルタイムで自動連携可能に

採用管理システム「e2R PRO」と「Airワーク 採用管理」のAPI連携開始

株式会社ワークス・ジャパンは2025年3月25日、同社が提供する採用管理システム「e2R PRO」とリクルートの「Airワーク 採用管理」とのAPI連携に関する業務提携契約を締結したことを発表した。この連携により、新しい「リクナビ」上での応募者情報を「Airワーク 採用管理」から「e2R PRO」へ自動で連携することが可能になるのだ。^[1]

連携開発完了後は、人事担当者による手動での応募者情報アップロード作業が不要となり、業務効率が大幅に向上することが期待される。リアルタイムでの応募者情報の確認・管理が可能になることで、企業の採用活動における工数削減と、応募学生へのタイムリーな対応が実現できるだろう。

さらに学生側のメリットとして、企業のマイページへのスムーズなログインや会社説明会の予約がタイムラグなく行えるようになる。少子高齢化による採用難度の上昇が続く中、この連携強化は企業と学生双方の利便性向上に大きく貢献する取り組みとなっている。

採用管理システム連携の特徴まとめ

採用管理システムについて

採用管理システムとは、企業の採用活動全般をデジタル化・効率化するためのプラットフォームのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 応募者情報の一元管理と選考プロセスの効率化
• 複数の採用チャネルからの情報統合
• 応募者とのコミュニケーション機能の提供

採用管理システムは、応募経路の多様化や採用業務の複雑化に対応するため、多くの企業で導入が進んでいる。企業がExcelや紙での管理から脱却し、応募者とのOne to Oneコミュニケーションを実現する上で重要なツールとなっている。

採用管理システム連携に関する考察

今回のAPI連携は、採用業務のデジタルトランスフォーメーションを加速させる重要な一歩となる可能性が高い。採用管理システム間の連携は、人事担当者の業務効率化だけでなく、応募者のエクスペリエンス向上にも直接的な影響を与えることが期待できるだろう。

一方で、システム連携に伴うデータセキュリティの確保や、企業側の運用体制の整備が新たな課題として浮上する可能性がある。個人情報を含む応募者データの取り扱いについては、より一層の注意と適切な管理体制の構築が求められるだろう。

今後は単なるデータ連携にとどまらず、AI技術を活用した応募者マッチングや、選考プロセスの自動化など、より高度な機能の実装も期待される。採用管理システムの進化は、人材採用市場全体のデジタル化を推進する原動力となるはずだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「採用管理システム「e2R PRO」、採用管理システム「Airワーク 採用管理」とシステム連携に関する業務提携契約書を締結 | 株式会社ワークス・ジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000046760.html, (参照 25-03-26).
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