ブロックチェーン

BLOCKCHAIN

公開：2025-04-09

東芝デジタルソリューションズとTuring Japanがブロックチェーン技術で協業、デジタル証明書プラットフォームの連携強化へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 東芝デジタルソリューションズとTuring Japanが協業検討を開始
• DNCWARE Blockchain+とTuring Certsの技術連携が完了
• ブロックチェーンEXPOで活用事例を紹介予定

東芝デジタルソリューションズとTuring Japanのブロックチェーン技術連携

Turing Japan株式会社は東芝デジタルソリューションズ株式会社と協業検討を開始し、エンタープライズ向けブロックチェーン技術「DNCWARE Blockchain+」とデジタル証明書プラットフォーム「Turing Certs」の技術連携の動作検証を2025年4月8日に完了した。両社は今後、国内外の市場展開に向けたビジネス検討をさらに進め、デジタルトランスフォーメーションを推進していく方針だ。^[1]

Turing Japan株式会社は東芝グループの「TOSHIBA Open Innovation Program 2024」で採択された7社の1社であり、東芝グループとの長期的なパートナーシップ構築を目指している。検証可能なデジタル証明書の適用範囲を拡大し、ペーパーレス化によるコスト削減とESG戦略の促進を実現する計画である。

両社は2025年4月15日から17日に東京ビッグサイトで開催されるブロックチェーンEXPOに出展し、デジタル証明書の活用事例を紹介する予定だ。東芝デジタルソリューションズのブースでは、15日に14時15分と16時15分の2回にわたってプレゼンテーションを実施する。

技術連携の概要

Verifiable Credentialsについて

Verifiable Credentialsとは、デジタル形式で発行される検証可能な証明書のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• ブロックチェーン技術による改ざん防止機能
• デジタル署名による発行元の証明
• オンラインでの即時検証が可能

Turing Certsは、このVerifiable Credentialsをトータルプラットフォームとして提供し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援している。東芝デジタルソリューションズのDNCWARE Blockchain+との連携により、エンタープライズ向けのより安全で効率的なデジタル証明書の運用が可能となる。

ブロックチェーン技術連携に関する考察

東芝デジタルソリューションズとTuring Japanの技術連携は、企業のデジタル証明書管理における重要な一歩となる可能性が高い。特にエンタープライズ向けブロックチェーン技術と検証可能なデジタル証明書プラットフォームの組み合わせは、セキュリティと利便性を両立させた革新的なソリューションとなるだろう。

ただし、このような新しい技術の導入には、従来のシステムからの移行や社内での運用体制の整備など、様々な課題が存在する。企業文化や業務プロセスの変革も必要となるため、段階的な導入と丁寧な社内教育が重要になってくるだろう。

今後は特に、異なる業界や企業間でのデジタル証明書の相互運用性の確保が課題となる。標準化への取り組みやAPI連携の拡充など、エコシステムの構築に向けた取り組みが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「東芝デジタルソリューションズとTuring Japanが協業検討を開始 | Turing Japan 株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000131462.html, (参照 25-04-09).
1621

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「ブロックチェーン」に関するコラム一覧「ブロックチェーン」に関するニュース一覧