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キオクシアがPCIe 5.0対応EXCERIA PLUS G4 SSDを発表、最大転送速度10,000MB/sを実現し個人向け市場に革新をもたらす

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • キオクシアがPCIe 5.0対応の新型SSDを発表
  • 最大転送速度10,000MB/sを実現
  • 2025年1月下旬から1TB/2TBモデルを販売開始

キオクシアの新型SSD「EXCERIA PLUS G4」が高速転送を実現

キオクシア株式会社は2024年12月16日、PCIe 5.0対応の個人向けSSD「EXCERIA PLUS G4 SSD」シリーズを2025年1月下旬より順次販売することを発表した。ゲームや動画編集などのパフォーマンスを重視するユーザー向けに開発された新製品は、最大シーケンシャルリード速度10,000MB/s、最大シーケンシャルライト速度8,200MB/sを実現している。[1]

3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」を搭載した本製品は、前世代のEXCERIA PLUS G3シリーズと比較して電力効率を大幅に向上させ、最大シーケンシャルリード速度において約80%の性能向上を達成した。放熱性能を高めるヒートスプレッダー入りラベルを採用することで、安定した動作を実現している。

デスクトップPCやノートPCへの搭載が容易なM.2 2280の片面実装タイプを採用し、容量は1TBと2TBの2種類をラインナップしている。環境に配慮した取り組みとして、パッケージにはプラスチックごみ削減のため紙トレイを活用している。

EXCERIA PLUS G4の主要スペック

容量 1TBモデル 2TBモデル
シーケンシャルリード速度 10,000MB/s 10,000MB/s
シーケンシャルライト速度 7,900MB/s 8,200MB/s
ランダムリード速度 130万IOPS 130万IOPS
ランダムライト速度 140万IOPS 140万IOPS
総書き込み容量 600TB 1,200TB

PCIe 5.0について

PCIe 5.0は、PCI Express規格の第5世代を指す高速なデータ転送規格である。以下のような特徴を持つ新世代インターフェースとして注目を集めている。

  • 第4世代と比較して2倍の転送速度を実現
  • 帯域幅は双方向で最大128GB/s
  • 下位互換性を維持しながら高速化を実現

PCIe 5.0は前世代のPCIe 4.0と比較して大幅な性能向上を実現し、ストレージデバイスの高速化に大きく貢献している。EXCERIA PLUS G4 SSDシリーズはこのPCIe 5.0規格を採用することで、最大10,000MB/sという高速なデータ転送を可能にしている。

参考サイト

  1. ^ KIOXIA - Japan. 「PCIe 5.0に対応したパーソナル向けSSDの発売について | KIOXIA - Japan (日本語)」. https://www.kioxia.com/ja-jp/personal/news/2024/20241216-1.html, (参照 24-12-17).

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