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公開：2024-12-20

ハイレゾ香川が高松市にAI開発用GPUデータセンターを開設、NVIDIA HGX H200 408基を導入し最先端環境を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ハイレゾ香川が中四国初のAI開発用GPUデータセンターを開設
• NVIDIA H200 Tensor コアGPU 408基を導入し最先端環境を提供
• 経済産業省から最大77億円の助成金を獲得し事業を展開

ハイレゾ香川が高松市データセンターを開設しAI開発基盤を強化

株式会社ハイレゾの子会社であるハイレゾ香川は、2024年12月19日に中四国地方初となるAI開発用GPU専用データセンター「高松市データセンター」を開設した。かがわ産業支援財団の研究施設を一部改装して開設されたこのデータセンターでは、NVIDIA社の最新モデル「HGX H200」を408基備え、最先端のAI開発環境を提供する体制を整えている。^[1]

本事業は2024年4月に経済産業省の「クラウドプログラム」供給確保計画に認定され、最大77億円の助成金を獲得することに成功している。このデータセンターは床面積約687平方メートルで、投資総額は約100億円に達し、業界最安級の価格でAI開発環境を提供することが可能になった。

ハイレゾは2019年から石川県志賀町でGPU専用データセンター事業を展開しており、今回の高松市データセンター開設によってさらなる事業拡大を図る。また2025年夏には香川県綾川町で廃校を活用した新たなGPU専用データセンターの開設も計画している。

高松市データセンターの概要

GPU専用データセンターについて

GPU専用データセンターとは、人工知能開発や機械学習処理に特化した高性能なグラフィックス処理装置を大量に集積した施設のことを指す。以下のような特徴を持っている。

• AIや機械学習の処理に最適化された専用設備を集中的に配置
• 大規模な並列計算処理が可能な高性能GPUを効率的に運用
• 安定した電力供給と冷却システムによる24時間365日の稼働を実現

GPU専用データセンターは、画像生成AIやLLM（大規模言語モデル）などの開発に不可欠な計算処理基盤として注目を集めている。ハイレゾの高松市データセンターでは、最新のNVIDIA HGX H200を採用することで、より高速で効率的なAI開発環境を実現している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ハイレゾ香川が中四国初のAI開発用GPUデータセンター「高松市データセンター」を開設。NVIDIA製最新GPU「HGX H200」を408基提供。 | 株式会社ハイレゾのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000058027.html, (参照 24-12-20).
2. NVIDIA. https://www.nvidia.com/ja-jp/
3. 経済産業省. https://www.meti.go.jp/index.html

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