江崎グリコとコカ・コーラボトラーズジャパンが物流効率化で環境負荷削減、グリーン物流優良事業者表彰を受賞
PR TIMES より
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記事の要約
- 江崎グリコがグリーン物流優良事業者表彰で強靭・持続可能賞を受賞
- コカ・コーラ ボトラーズジャパン、ハコベルと共同で物流効率化を実現
- 荷主間連携で輸送力確保とCO2削減を達成
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物流企業3社の共同受賞によるグリーン物流の実現
江崎グリコ株式会社は2024年12月23日、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社、ハコベル株式会社と共同で令和6年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰において強靭・持続可能賞を受賞した。物流事業者のハコベルが仲介役となり、荷主企業である江崎グリコとコカ・コーラ ボトラーズジャパンが配送網を共有することで、年間を通じて安定した輸送力の確保を実現している。[1]
九州エリアでは、コカ・コーラ ボトラーズジャパンの空回送便を活用して江崎グリコの小ロット生産工場から製品を鳥栖の物流中継拠点に配送し、そこから船舶を使用して関西・関東の物流拠点へと輸送するスキームを確立した。この取り組みにより、トラック輸送で発生していたCO2排出量を大幅に削減することに成功している。
山陰エリアにおいては、江崎グリコの冬季繁忙期と、コカ・コーラ ボトラーズジャパンの夏季繁忙期で輸送便を相互に活用する体制を構築した。荷主企業の繁閑差を相互に補完することで、物流事業者は年間を通じて安定した物量を確保でき、荷主企業も安定した輸送力を確保できる仕組みを実現している。
物流効率化の取り組み成果まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
CO2削減効果 | 138.5t-CO2/年(77%削減) |
空回送車両活用数 | 100台 |
主要施策 | パレット化、労働環境改善 |
対象エリア | 九州エリア、山陰エリア |
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グリーン物流パートナーシップ会議について
グリーン物流パートナーシップ会議は、物流分野における環境負荷低減と効率化を推進する重要な組織として位置づけられている。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会と関係省庁による運営体制
- 物流分野のCO2排出削減に向けた自主的な取り組みの促進
- 荷主企業と物流事業者の連携強化の推進
この会議は毎年、物流分野における環境負荷低減や生産性向上に貢献した取り組みを表彰している。物流の効率化と持続可能性の向上に向けた企業の取り組みを評価し、業界全体の発展を促進する重要な役割を果たしている。
物流企業連携による環境配慮型物流に関する考察
江崎グリコとコカ・コーラ ボトラーズジャパンの連携は、競合企業同士が環境負荷削減という共通目標に向けて協力する新しいモデルケースとなっている。物流事業者のハコベルが両社の橋渡し役となり、季節による需要変動を相互に補完することで、物流リソースの最適化と環境負荷の大幅な削減を実現することができた。
今後の課題として、このような企業間連携をさらに広げていく際の調整機能の確立が挙げられる。物流事業者が中立的な立場で複数の荷主企業をコーディネートする役割を担うことで、より多くの企業が参加できる持続可能な物流ネットワークの構築が期待できるだろう。
中長期的には、このような取り組みをデジタル技術でさらに効率化していくことが重要となる。AIやIoTを活用した需要予測や配送ルート最適化により、より柔軟で効率的な物流ネットワークの構築が可能になると考えられる。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「令和 6年度グリーン物流優良事業者 「強靱・持続可能表彰」 コカ・コーラ ボトラーズジャパン、ハコベルと共同受賞 | 江崎グリコ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000514.000001124.html, (参照 24-12-24).
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