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日本DPO協会がプライバシーゴールド資格試験を開始、データ保護スペシャリストの育成強化へ向けて本格始動

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • 日本DPO協会がプライバシーゴールド資格試験を開始
  • データ保護スペシャリスト向けの中級資格として提供
  • 試験申込受付と教科書販売を同時に開始

日本DPO協会のプライバシーゴールド資格認定試験開始

一般社団法人日本DPO協会は、データ保護スペシャリスト向けの新資格「プライバシーゴールド(J-CDPS)」の試験申込受付を2025年1月29日より開始した。プライバシーホワイト(J-CDPP)に続く中級資格として、国内外のデータを取り扱う事業部門やコンプライアンス・法務・総務・人事部門等のプライバシー保護の専門家を対象としている。[1]

試験は2025年3月30日の午後2時から午後4時30分まで東京都内の会議室で実施され、受験料は33,000円に設定された。受験資格としてプライバシーホワイトの資格保有と認定教育事業者による専門家教育の受講が必要となるが、試験後の資格追完も認められることになった。

試験範囲は個人情報保護法やGDPR、プライバシーガバナンスなど5科目で構成され、50問の短答式試験となっている。合格点は70点が基準となるが、合格率が10%を下回る場合は合格点の調整が行われる仕組みが導入された。

プライバシーゴールド資格試験の概要

項目 詳細
申込期間 2025年1月27日午前10時~2月7日午後5時
試験日時 2025年3月30日午後2時~4時30分
試験会場 東京都内会議室(2月14日までに決定)
受験料 33,000円(税込)
合格発表 2025年4月16日正午頃
試験科目 個人情報保護法、GDPR、プライバシーガバナンス他
資格試験の詳細はこちら

GDPRについて

GDPRとは「General Data Protection Regulation(一般データ保護規則)」の略称で、EUにおける個人データ保護に関する統一的な法的枠組みのことを指している。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 個人データの収集・処理に関する厳格な規制を規定
  • 域外適用により世界中の企業に影響を与える
  • 違反時の制裁金が売上高の最大4%または2000万ユーロ

GDPRは日本DPO協会のプライバシーゴールド資格試験において重要な試験科目の一つとして位置づけられており、10問が出題される。EUのデータ保護に関する基準として世界的に影響力を持つ法規制であり、グローバルなデータ保護の専門家にとって必須の知識となっている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「【一般社団法人 日本DPO協会】 プライバシーゴールド資格認定試験申込受付開始および教科書販売開始のお知らせ | 一般社団法人 日本DPO協会のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000103655.html, (参照 25-01-31).

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