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公開：2025-02-04

ラバブルマーケティンググループが新会社インバウンド・バズを設立、タイの訪日観光客向けメディアTalon Japanの運営開始へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ラバブルマーケティンググループが新会社インバウンド・バズを設立
• タイの訪日観光客向けメディアTalon Japanの事業を譲受
• 2025年2月設立、3月からTalon Japan運営開始予定

インバウンド・バズのTalon Japan事業譲受と新会社設立について

株式会社ラバブルマーケティンググループは訪日客誘致のためのプロモーション事業を展開する新会社「株式会社インバウンド・バズ」を2025年2月に設立することを発表した。インバウンド・バズの代表にはDTK ADの代表である木村好志が就任し、約12年にわたるタイでの事業経験と東南アジアにおけるプロモーションの知見を活かした事業展開を進めていく。^[1]

インバウンド・バズはTALONTRAVEL CO., LTD.からタイの訪日観光客向けメディア「Talon Japan」の事業を譲受し、3月から運営を開始する予定だ。Talon Japanは日本旅行に関心を持つタイ人100万人以上のFacebookグループコミュニティを有しており、日本の観光スポットや旅行情報を日々発信している。

2024年度の訪日客数は3,686万人を突破し、旅行消費額は8兆1,395億円と過去最多を記録している。特にタイからの訪日客数はASEAN主要6カ国中トップの約114万8,900人、消費額も2,265億円と過去最高を記録しており、インバウンド市場の成長性が期待できる。

インバウンド・バズの概要まとめ

インバウンドプロモーションについて

インバウンドプロモーションとは、海外からの旅行者を誘致するためのマーケティング活動のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 現地の言語やメディアを活用した情報発信
• ターゲット国の文化や嗜好に合わせたコンテンツ制作
• SNSやWebサイトを活用した観光情報の提供

訪日観光客の増加に伴い、地方自治体や観光関連企業からのインバウンドプロモーションニーズが高まっている。特にタイからの訪日観光客は2024年度に過去最多を記録しており、現地に精通した事業者によるプロモーション支援の重要性が増している。

インバウンド・バズの事業展開に関する考察

インバウンド・バズの強みは、DTK ADを通じて培った東南アジアでのマーケティングノウハウと、100万人規模のタイ人旅行者コミュニティの存在にある。日本の観光産業にとって、こうした現地に根差したプラットフォームの活用は、より効果的な訪日観光客の誘致につながるだろう。

課題となるのは、多様化する観光ニーズへの対応と、複数国への事業展開におけるリソース配分だ。各国の文化や嗜好に合わせたコンテンツ制作には時間とコストがかかるため、効率的な運営体制の構築が求められている。

今後は、ユニオンネットのWeb運用ノウハウを活かしたデジタルマーケティングの強化が期待される。訪日外国人観光客向けのプラットフォーム価値を高めることで、旅行関連企業のマーケティング支援事業の拡大につながるはずだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ラバブルマーケティンググループ、インバウンドプロモーション事業を行う新会社「インバウンド・バズ」を設立 | 株式会社ラバブルマーケティンググループのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000213.000028382.html, (参照 25-02-04).

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