セキュリティ

SECURITY

公開：2025-02-11

Casley Deep Innovationsがweb3.0技術を活用した非サーバー型機密分散ストレージを「SECURITY SHOW 2025」で展示、セキュリティDX支援と災害救助活動の強化へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Casley Deep Innovationsが「SECURITY SHOW 2025」に出展決定
• web3.0技術活用の非サーバー型機密分散ストレージを展示
• セキュリティDX支援と災害救助活動の強化を推進

SECURITY SHOW 2025への出展とfurehako®の機能強化

Casley Deep Innovations株式会社は、2025年3月4日から7日まで東京ビッグサイトで開催される第33回セキュリティ・安全管理総合展「SECURITY SHOW 2025」への出展を発表した。同社は警察との大規模雑踏警備支援や山間部における災害救助訓練、大型商業施設でのセキュリティDX支援を実施してきた実績を持っている。^[1]

同社が提供するweb3.0の非サーバー型機密分散ストレージ「furehako®」は、機密文書や動画、画像ファイルを多数の意味のないバイナリデータに分割して暗号化し、分散コンピュータに保存することで高度なセキュリティを実現している。特殊なシールドによる通信網内部のパケット秘匿化技術は、日本の政府関連機関でも採用されている実績を持つ。

また、同社はDiCaster Policeを通じて大規模イベントや災害時における高度なセキュリティを確保した映像伝送システムを提供している。複数台のカメラからのリアルタイム映像伝送により、大規模雑踏警備や捜索、救助活動を支援する体制を整えている。

furehako®とDiCaster Policeの機能まとめ

furehako®の詳細はこちら

web3.0について

web3.0とは、分散型のインターネットアーキテクチャを実現する次世代技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 中央集権型サーバーに依存しない分散型システム
• ブロックチェーン技術による高度なセキュリティ
• P2P通信による効率的なデータ転送

非サーバー型機密分散ストレージfurehako®では、web3.0技術を活用することで従来のクラウドストレージとは異なる高度なセキュリティを実現している。データを断片化して暗号化し分散保存することで、ハッカーによる攻撃を受けてもオリジナルファイルの複合化を極めて困難にしている。

furehako®のセキュリティ強化に関する考察

furehako®が採用するweb3.0技術による非サーバー型機密分散ストレージは、従来のクラウドストレージが抱えていた中央集権型システムのリスクを解消する画期的なソリューションとなっている。特に政府関連機関での採用実績は、システムの信頼性と安全性の高さを示す重要な指標となるだろう。

今後のセキュリティ課題として、IoTデバイスの増加に伴うデータ量の爆発的な増加が予想される。furehako®のような分散型ストレージシステムは、スケーラビリティと安全性の両立という点で有効な解決策となり得るが、データの分散度合いとアクセス速度のバランスが重要な検討課題となるだろう。

完全閉域通信網を実現するDiCaster Policeとの連携により、リアルタイム性と安全性を両立した新たなセキュリティソリューションの展開が期待される。特に大規模災害時における迅速な情報共有と機密保持の両立は、今後の防災・減災対策において重要な役割を果たすことになるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「【第33回セキュリティ・安全管理総合展「SECURITY SHOW 2025」　3月4日（火）～3月7日（金）】出展のお知らせ | Casley Deep Innovations株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000125312.html, (参照 25-02-11).

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