GMOがセキュリティサービス「GMOセキュリティ24」を発表、パスワード漏洩診断とAIチャットボット機能を24時間無料で提供開始
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記事の要約
- GMOがセキュリティサービス「GMOセキュリティ24」を発表
- パスワード漏洩診断とWebサイトリスク診断が無料で可能
- AIチャットボットで24時間セキュリティ相談が可能
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GMOが発表した無料セキュリティサービス「GMOセキュリティ24」の概要
GMOインターネットグループ株式会社は2025年2月6日、24時間無料で使える総合ネットセキュリティサービス「GMOセキュリティ24」を開始すると発表した。GMOセキュリティ24は、パスワード漏洩・Webサイトリスク診断機能とセキュリティ相談AIチャットボット機能を備えており、世界初となる24時間無料のセキュリティ診断サービスとなっている。[1]
パスワード漏洩・Webサイトリスク診断では、メールアドレスやURLを入力するだけで脆弱性・クラウド利用・なりすまし・盗聴の4項目について簡単にセキュリティリスクをチェックすることが可能だ。診断結果は入力したメールアドレス宛に送られるURLから確認できる仕組みとなっている。
セキュリティ相談AIチャットボットは、GMOインターネットグループのAIエンジニアが開発し、グループ各社のセキュリティに関する知見を学習させた特別訓練AIが搭載されている。ユーザーは24時間365日、セキュリティに関する不安や疑問について相談することができるようになっている。
GMOセキュリティ24の機能まとめ
機能 | 詳細 |
---|---|
パスワード漏洩診断 | メールアドレスに紐づいたパスワードの漏洩履歴を確認可能 |
Webサイトリスク診断 | 脆弱性・クラウド利用・なりすまし・盗聴の4項目を診断 |
診断対象となるWebサイト | 自身のメールアドレスと同じドメインのサイト、自身が管理するサイト |
AIチャットボット | 24時間365日セキュリティの不安や疑問に回答 |
利用料金 | 全機能24時間無料 |
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Webサイトリスク診断について
Webサイトリスク診断とは、Webサイトのセキュリティ状態を自動的に評価・分析するツールのことを指す。以下のような主要な診断項目が含まれている。
- 脆弱性やセキュリティホールの有無を確認
- クラウドサービスの設定や利用状況を診断
- なりすましサイトの存在や模倣サイトの検出
GMOインターネットグループは2003年からSSL・暗号セキュリティ事業を展開し、2015年にはWebサイトのなりすまし監視、2022年にはサイバー攻撃対策に参入するなど、20年以上にわたりインターネットセキュリティ分野で実績を重ねている。グループ全体で約8,000人の従業員のうち1,100人がセキュリティ関連業務に従事している点からも、セキュリティ分野における専門性の高さが伺える。
GMOセキュリティ24に関する考察
GMOセキュリティ24は、誰でも無料で利用できる総合的なセキュリティ診断サービスという点で画期的な取り組みとなっている。セキュリティ対策の敷居を下げることで、個人や小規模事業者のセキュリティ意識向上につながることが期待できるだろう。
一方で、無料サービスの持続可能性という観点では課題も存在する。診断後の有償サポートをビジネスモデルとしているが、無料診断と有償サポートの適切なバランスを取ることが、サービスの長期的な発展には不可欠となるだろう。
AIチャットボットの精度や応答品質の維持も重要な課題となる。セキュリティ分野では新たな脅威が日々出現するため、AIの継続的な学習と知識のアップデートが必要不可欠だ。ユーザーの信頼を維持しながら、サービスの価値を高めていく施策が求められるだろう。
参考サイト
- ^ GMOインターネットグループ株式会社. 「「ネットのセキュリティもGMO」第1弾 世界初!24時間無料で使える「GMOセキュリティ24」 ①「パスワード漏洩・Webサイトリスク診断」 ②「セキュリティ相談AIチャットボット」 を2月6日より開始 | GMOインターネットグループ株式会社」. https://www.gmo.jp/news/article/9372/, (参照 25-02-11).
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