ビジネススキル

BUSINESS SKILLS

公開：2025-02-13

デイトラがWebディレクションコースを開講、現役ディレクターと実案件で実践的なスキル習得が可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• デイトラが実務体験型Webディレクションコースを開講
• 現役ディレクターと共に実案件に参加可能
• 2025年3月より2ヶ月間の集中プログラムを提供

デイトラの実務体験型Webディレクションコース開講

株式会社デイトラは株式会社アイズバレルとの提携により、実務体験講習を組み込んだWebディレクションコースを2025年3月より提供開始することを発表した。Web制作業界ではプロジェクト全体をマネジメントできるディレクター職の慢性的な人材不足が課題となっており、未経験者が経験を積む機会が限られている状況を解決するための新しい教育プログラムとなっている。^[1]

本コースは少人数制での2ヶ月間の集中プログラムとして開講され、現役ディレクターの指導のもと実案件に参加することで実践的なスキル習得が可能になる。受講生は年間200件以上の制作実績を持つアイズバレル社の実案件でアシスタントディレクターとして参加し、プロジェクトの実際のミーティングへの同席や提案資料の作成業務を経験できる。

2025年2月17日と20日には無料オンライン説明会が開催される予定で、カリキュラムの詳細な内容や実務体験講習の具体的な進め方について説明が行われる。本コースは要件定義からクロージングまでの全工程を網羅した段階的な学習と、現役トップディレクターによる週次の1on1メンタリングを特徴としている。

Webディレクションコースの学習内容まとめ

Webディレクションコースの詳細はこちら

Webディレクターについて

Webディレクターとは、Webサイトやアプリケーションの制作プロジェクトを統括的に管理する職種のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• プロジェクト全体の進行管理と品質管理を担当
• クライアントとの要件定義から納品までを一貫して管理
• デザイナーやエンジニアなど各専門職の橋渡し役を担う

Web制作業界において、プロジェクトのスケジュール管理やタスク配分、クライアントとのコミュニケーション、チーム内の調整など、多岐にわたる業務を担うWebディレクターの需要は年々高まっている。特に実務経験を持つディレクターの不足は深刻で、業界全体の課題となっている。

実務体験型Webディレクションコースに関する考察

実務経験を積む機会を提供する本コースは、Web業界における人材育成の新しいモデルケースとなる可能性を秘めている。特に年間200件以上の制作実績を持つアイズバレル社の案件に直接携われることは、実践的なスキル習得において大きな価値を持つだろう。

一方で、少人数制での運営となるため、業界全体の人材不足を解消するまでには相当な時間を要することが予想される。また、実案件への参加においては、クライアントの理解や協力も必要不可欠であり、プログラムの継続的な運営には様々な調整が必要になるだろう。

今後は本コースの成果を検証しながら、同様のプログラムが他社でも展開されることが期待される。Web業界全体で実務経験を積める機会が増えることで、ディレクター不足の解消につながる可能性が高い。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「業界初、実務体験講習を組み込んだ「Webディレクションコース」始動 | 株式会社デイトラのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000050927.html, (参照 25-02-13).

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