サンワサプライが75W給電対応のPoEインジェクターを発売、既存ネットワークの拡張性が向上

PR TIMES より
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記事の要約
- 最大75WのPoE給電が可能なインジェクターを発売
- IEEE802.3bt規格に対応した電源内蔵型モデル
- ネットワークへの追加で既存機器のPoE化が可能
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サンワサプライのIEEE802.3bt対応PoEインジェクター
サンワサプライ株式会社は既存のネットワークでPoE給電を実現する新製品「LAN-GIHINJ6」を2025年2月18日にリリースした。IEEE802.3bt(Class 7)規格に準拠し最大75Wの給電に対応したPoEインジェクターで、電源内蔵型の設計により設置の手間を大幅に削減することが可能になっている。[1]
LAN-GIHINJ6はPoE非対応のネットワークに追加するだけで、LANケーブル1本でPoE受電対応機器への信号伝送と電力供給を実現できる仕組みを採用している。電力消費の大きいドーム型PoEカメラや無線アクセスポイントなどへの給電に最適な設計となっているのだ。
本製品は壁面取り付け用のフック穴を備え、設置場所の自由度を高める工夫が施されている。10/100Mbpsと比較して格段に高速なギガビット転送にも対応しており、IPカメラなどの映像転送にも適した製品として位置付けられている。
新製品LAN-GIHINJ6の主な仕様
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | PoEインジェクター(電源内蔵・IEEE802.3bt(75W)対応) |
型番 | LAN-GIHINJ6 |
対応規格 | IEEE802.3bt(Class 7) |
最大給電能力 | 75W |
標準価格 | 25,300円(税抜き23,000円) |
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PoEについて
PoEとはPower over Ethernetの略称で、LANケーブル1本でデータ通信と電力供給を同時に行うことができる技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- LANケーブル1本で通信と給電が可能
- コンセント不要で設置場所の自由度が向上
- 配線工事の簡素化によるコスト削減
PoE技術は監視カメラや無線アクセスポイントなど、電源の確保が困難な場所に設置する必要のある機器に特に有効な解決策となっている。IEEE802.3btは最新のPoE規格の一つで、従来よりも大幅に増加した電力供給を実現し、より多くの高性能機器への対応を可能にしているのだ。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「既存のネットワークに追加するだけで最大75WのPoE給電が可能なPoEインジェクターを発売 | サンワサプライ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005214.000011495.html, (参照 25-02-19).
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