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シャープが独自エッジAI搭載のeAssistant Minutesを発表、情報漏洩リスクを低減した議事録作成支援ソリューションを3月展開

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • シャープが独自エッジAI搭載の議事録作成支援ソリューションを発表
  • eAssistant Minutesが3月中旬から法人向けに販売開始
  • 法人向けショールーム3×3 Hubで内覧会を実施

シャープが独自エッジAIを活用した議事録作成支援ソリューションを発表

シャープ株式会社は、独自のエッジAI技術「CE-LLM」を活用した議事録作成支援ソリューション「eAssistant Minutes」を2025年3月中旬から法人向けに販売開始すると発表した。このソリューションは外部ネットワークに接続することなく会議の文字起こしから話者分離、要約生成までの処理を本体内で完結させることで、情報漏洩のリスクを低減している。[1]

eAssistant Minutesは会議室や商談室に設置して使用し、専用アプリケーションをインストールしたホストパソコンと社内ネットワークを介して接続することで、会話の全文即時文字起こしと一定量ごとの自動要約生成を実現している。ホストパソコンのアプリケーションからだけでなく、他の参加者もブラウザ上で文字起こしや要約された内容を即座に確認できるようになった。

会議終了後はホストパソコンのみに文字起こしや要約データ、音声データが自動で保存され、本体内のデータは消去される仕組みを採用している。アプリケーション上では文字起こしされたテキストの聞き返したい部分をクリックするだけで、必要な部分のみを簡単に再生することが可能だ。

eAssistant Minutesの主な機能まとめ

文字起こし機能 要約機能 データ管理
主な特徴 全文即時変換 一定量ごとの自動生成 本体内データの自動消去
処理方式 エッジAI処理 エッジAI処理 ホストPC保存
使用環境 オフライン対応 オフライン対応 社内ネットワーク限定

エッジAIについて

エッジAIとは、クラウドサーバーではなくデバイス内でAI処理を実行する技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 外部ネットワークに接続せずにAI処理が可能
  • データをローカル環境で処理することで情報セキュリティを強化
  • リアルタイム処理に適した低遅延での動作を実現

シャープが開発したCE-LLMは、エッジデバイスにAI技術を搭載し必要に応じてクラウドAIもシームレスに活用できる独自のエッジAI技術である。プライバシー情報に配慮しながら、スムーズで心地よいコミュニケーションを実現することで、AIがより身近になり生活やビジネスシーンに自然に溶け込む世界の実現を目指している。

参考サイト

  1. ^ SHARP. 「議事録作成支援ソリューション「eAssistant Minutes」を発売|ニュースリリース:シャープ」. https://corporate.jp.sharp/news/250218-a.html, (参照 25-02-19).

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