SOUNDPEATSが風切り音低減技術搭載のイヤーカフ型ワイヤレスイヤフォンを6,180円で発売、防水機能とスポーツ向け性能を強化
記事の要約
- SOUNDPEATSがイヤーカフ型完全ワイヤレスイヤフォンを発売
- 独自開発の風切り音低減技術「AeroVoice」を搭載
- 価格6,180円でブラックとホワイトの2色展開
SOUNDPEATSの新型イヤーカフ型イヤフォン「UUイヤーカフ」の特徴
SOUNDPEATSは独自開発した風切り音低減技術「SOUNDPEATS AeroVoice」を搭載したイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤフォン「UUイヤーカフ(モデル名:POP Clip)」を2024年2月24日に発売した。イヤホン本体には10.8mm径の高感度デュアルマグネットダイナミックドライバーを採用し、低音が特に強化された「ダイナミックEQ」により迫力のある音質を実現している。[1]
耳の後ろに配置された物理ボタンにより誤操作を防ぎながら簡単な操作を実現し、左右の区別なく充電ケースに収納できる利便性の高い設計を採用している。IPX5の防水性能を備え、イヤホン本体で最大8時間、充電ケース併用で最大30時間の連続再生が可能だ。
「SOUNDPEATS AeroVoice」技術は空気の流れる方向を変えることでランニング時の風切り音を25%低減する効果があり、スポーツ時の使用に最適な性能を備えている。Bluetooth 5.4に対応し、AACとSBCコーデックをサポートすることで安定した接続と低遅延を実現した。
UUイヤーカフの主要スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
ドライバー | 10.8mm高感度デュアルマグネットダイナミック |
連続再生時間 | 本体8時間、ケース併用30時間 |
Bluetooth | バージョン5.4、AAC/SBCコーデック対応 |
防水性能 | IPX5 |
重量 | イヤホン片側4.75g、ケース込み46.73g |
AeroVoiceについて
AeroVoiceとは、SOUNDPEATSが独自開発した風切り音低減技術であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 空気の流れる方向を制御して風切り音を25%低減
- コアンダ効果と双方向対流設計の融合技術
- マイク周辺の気圧均衡化による低周波ノイズの低減
AeroVoiceはランニングなどのスポーツ時に発生する風切り音を効果的に抑制する技術として特許出願中である。気流の精密な制御により風切り音を低減しながら、通話時のクリアな音声品質も実現している。
UUイヤーカフに関する考察
UUイヤーカフの物理ボタン採用は、スポーツ時の誤操作防止という実用的な課題に対する適切な解決策となっている。防水性能とAeroVoice技術の組み合わせにより、雨天時やランニング中でも快適な使用が可能となるだろう。
今後の課題として、10.8mmの大型ドライバーによる音質向上と装着安定性の両立が挙げられる。イヤーカフ型の特性を活かしながら、より長時間の装着でも疲れにくい設計の改良が期待される。
SOUNDPEATS製品の今後の展開として、AeroVoice技術のさらなる進化と他モデルへの展開が考えられる。風切り音低減効果のさらなる向上と、より幅広い使用シーンへの対応が実現できれば、ワイヤレスイヤフォン市場での競争力が一層高まるだろう。
参考サイト
- ^ SOUNDPEATS. 「UUイヤーカフ – SOUNDPEATS JAPAN」. https://jp.soundpeats.com/collections/true-wireless/products/uu-ear-cuff, (参照 25-02-26).
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