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NRIセキュアがゼロトラスト成熟度評価サービスを提供開始、企業の実態に合わせた包括的な導入支援を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • NRIセキュアがゼロトラスト成熟度評価サービスを提供開始
  • 企業の実態に合わせた目標設定から実行までを支援
  • 5つの領域と3つの横断機能で達成度を評価

NRIセキュアによるゼロトラスト成熟度評価サービスの特徴

NRIセキュアテクノロジーズは2025年3月19日、企業のゼロトラストセキュリティ導入を包括的に支援する「ゼロトラスト成熟度評価サービス」の提供を開始すると発表した。クラウドサービスやテレワークの普及によりサイバー攻撃の対象領域が拡大する中、多くの企業がゼロトラスト対策の見直しを迫られている状況に対応するものだ。[1]

本サービスではNRIセキュアのコンサルタントが、米国CISAの成熟度モデルに基づき5つの主要領域と3つの横断機能について企業のゼロトラスト達成度を詳細に評価する。この評価により企業の現状把握が可能となり、適切な目標設定と実行計画の策定を実現できるようになるだろう。

さらに本サービスでは、経営層からセキュリティ担当者まで各層に対して実行性の高い対策を提案する。定量評価の結果やリスク分析に基づいて優先度を設定し、企業独自のロードマップ作成を支援することで、効果的なゼロトラスト導入を促進している。

ゼロトラスト成熟度評価サービスの評価領域

主要領域 横断機能
評価項目 アイデンティティ、デバイス、ネットワーク、アプリケーション・ワークロード、データ 可視化と分析、自動化と統合、ガバナンス
評価方法 CISAのゼロトラスト成熟度モデルに基づく評価 各機能の達成度合いを総合的に評価
サービスの詳細はこちら

ゼロトラストセキュリティについて

ゼロトラストセキュリティとは、従来の境界型セキュリティの概念を拡張し、全てのアクセスを信頼せずに検証する新しいセキュリティアプローチである。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 社内外のネットワークを区別せず、全てのアクセスを検証
  • デバイス、ユーザー、アプリケーションなど多層的な認証を実施
  • 継続的なモニタリングと動的な制御を実現

ゼロトラストセキュリティの導入においては、企業の事業特性や経営戦略、既存のITインフラ環境、運用体制などによって最適な対策レベルが異なる。NRIセキュアの新サービスは、これらの要素を考慮しながら、企業独自の最適なゼロトラスト環境の構築を支援する仕組みとなっている。

参考サイト

  1. ^ NRIセキュア. 「NRIセキュア、企業の実態に合わせたゼロトラストを支援する「ゼロトラスト成熟度評価サービス」を提供開始|ニュース|NRIセキュア」. https://www.nri-secure.co.jp/news/2025/0319, (参照 25-03-25).
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