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公開：2025-04-04

LegalOn TechnologiesがAI法務アシスタントの正式版を公開、生成AIとRAG技術で契約書業務の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• LegalOnアシスタントが正式版をリリース
• 契約書への質問・指示機能を大幅に強化
• 会話履歴の管理や参照情報の固定化が可能に

LegalOn CloudのAIアシスタント機能が進化、法務業務の効率化を実現

株式会社LegalOn Technologiesは2025年4月3日、AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」に搭載されている法務AIチャットボット「LegalOnアシスタント」の正式版の提供を開始した。生成AIとRAG技術を活用することで、アップロードされた契約書に関する幅広い質問や指示に対応が可能となっている。^[1]

LegalOnアシスタントは契約書の修正文案の提案や条項の要約、権利義務の抽出に加えて専門用語の解説機能を備えており、ユーザーの定型的な業務を大幅に効率化することが可能だ。すでにグローバル向けAI契約レビューサービス「LegalOn Global」での導入実績があり、契約書業務の50%の時間短縮を実現している。

今回のアップデートでは、表示中の契約書のみを参照対象とする「データソースの固定機能」が追加され、回答の精度が向上した。また質問・回答履歴を一覧で表示・管理できる機能も実装され、類似する契約書の審査対応の効率化やナレッジの平準化が実現できるようになっている。

LegalOnアシスタントの主な機能まとめ

LegalOn Cloudの詳細はこちら

RAGについて

RAGとは「Retrieval Augmented Generation」の略称で、既存の文書データベースから関連情報を検索・抽出し、それを基に生成AIが回答を生成する技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 既存のデータベースから正確な情報を検索・参照
• 検索結果を基に文脈に応じた適切な回答を生成
• ハルシネーション（誤った情報の生成）のリスクを低減

LegalOnアシスタントではRAG技術を活用することで、ユーザーが自社のLegalOn Cloudテナントにアップロードした契約書から必要な情報を正確に抽出し、質問への回答や文書の分析を行うことが可能となっている。これにより、契約書業務の効率化と精度向上の両立を実現している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「LegalOn Cloud」搭載の法務AIチャットボット「LegalOnアシスタント」が正式版をリリース | 株式会社LegalOn Technologiesのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000602.000036601.html, (参照 25-04-04).
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