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公開：2025-04-10

RX Japanがエネルギー貯蔵技術展ESS Worldを2025年9月と11月に開催、出展企業の募集を開始

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• RX JapanがESS Worldを2025年9月・11月に開催予定
• エネルギー貯蔵技術に関する製品・技術の出展者を募集中
• カーボンニュートラル実現に向けたESS技術に特化した企画

RX Japanがエネルギー貯蔵技術の特別企画ESS Worldを開催予定、出展者を募集中

RX Japan株式会社は2025年9月と11月にそれぞれ幕張メッセとインテックス大阪にて、「SMART GRID EXPO～ [国際] スマートグリッド展～」の特別企画として「ESS -Energy Storage System - World -エネルギー貯蔵技術ワールド-」を開催することを2025年4月8日に発表した。現在、系統用蓄電池や長期エネルギー貯蔵技術、Power to Gasシステムなど、エネルギー貯蔵に関連する最新の製品や技術を持つ企業、団体の出展を広く募集している段階である。^[1]

この特別企画は2050年のカーボンニュートラル実現に向けた再生可能エネルギー普及拡大という重要な社会課題に対応するものであり、エネルギーの効率的な利用と安定供給を支えるエネルギー貯蔵システム（ESS）の重要性が高まっている背景を受けて企画された。次世代電力システム分野を牽引する展示会である「【国際】スマートグリッドEXPO」内で開催されることにより、関連分野の専門家やビジネス関係者が一堂に会する機会を提供するだろう。

出展対象となる製品は、電気化学式や機械式、蓄熱式などの各種長期エネルギー貯蔵技術（LDES）や、EV活用・充電システム、AI活用シミュレーション技術、BMS/EMS、VPP/DR関連技術など多岐にわたる。来場対象者としては発電事業者や蓄電事業者、送配電事業者、アグリゲーター、EPC・施工会社、投資家、商社、官公庁などが想定されており、活発な商談が期待される。

ESS World開催概要まとめ

ESS World 公式ウェブサイトはこちら

エネルギー貯蔵システム（ESS）について

エネルギー貯蔵システム（ESS: Energy Storage System）とは、発電された電気エネルギーを一時的に貯蔵し、必要な時に供給するためのシステム全般を指す言葉であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 電力系統の安定化（周波数調整、電圧調整の補助）
• 再生可能エネルギー由来の電力出力変動の緩和と有効活用
• 電力需要のピークシフトやデマンドレスポンスへの貢献

ESSはリチウムイオン電池などの電気化学式蓄電池だけでなく、揚水発電や圧縮空気エネルギー貯蔵（CAES）などの機械式エネルギー貯蔵、溶融塩などを用いた蓄熱式エネルギー貯蔵、水素などを利用するPower to Gas（P2G）など、多様な技術が存在し、それぞれコストや応答速度、貯蔵期間などの特性が異なる。今回の「ESS -Energy Storage System - World-」では、系統用蓄電池から長期エネルギー貯蔵技術（LDES）まで、これら多様なエネルギー貯蔵技術が集結し、カーボンニュートラル実現に不可欠なソリューションが展示、議論される見込みである。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「【9月/11月に開催決定！】ESS -Energy Storage System - World -エネルギー貯蔵技術ワールド-【特別企画】 | RX Japan 株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001633.000026157.html, (参照 25-04-10).
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