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公開：2024-12-13

セゾンファンデックスがマンション管理組合向けつなぎ資金専用ローンを開始、大規模修繕時の資金調達を円滑化へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• セゾンファンデックスがマンション管理組合向けつなぎ資金ローンを開始
• 18ヶ月以内の短期借入で毎月は利息のみの返済に対応
• 他社融資や補助金給付までの一時的な資金調達をサポート

セゾンファンデックスのマンション管理組合向けつなぎ資金専用ローン

株式会社セゾンファンデックスは2024年12月12日、マンション管理組合向けの「つなぎ資金専用マンション管理組合ローン」の取り扱いを開始した。このローンは他金融機関からの借入や各種補助金・助成金の給付までの短期間のつなぎ資金として利用可能で、築年数や総戸数、管理会社との管理委託契約の有無に関わらず相談できる商品となっている。^[1]

セゾンファンデックスは既存商品として長期返済が可能な「マンション管理組合ローン」を提供しており、大規模修繕や各種工事費用、既存債務の借り替えなど幅広い用途に対応してきた。築古マンションは2023年末時点で築40年以上が136.9万戸存在し、10年前から3.3倍に増加している状況を踏まえ、新たな選択肢を提供することになった。

新商品は18ヶ月以内の短期借入商品として設計されており、毎月の返済は利息のみで対応する仕組みとなっている。審査によって長期返済への切り替えも可能で、最長20年以内の返済期間で再契約できる柔軟性を持たせることで、管理組合の資金ニーズに応えている。

マンション管理組合向けローン商品の比較

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修繕積立金について

修繕積立金とは、マンションの大規模修繕工事や設備の更新に必要な費用を計画的に積み立てるための資金のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 長期修繕計画に基づいて必要額を算出し積立を行う
• 区分所有者全員で分担して毎月の管理費と共に支払う
• 将来の修繕費用に備えるための重要な資金源となる

マンション管理組合の修繕積立金は長期修繕計画上の必要額と実際の積立額に差が生じることが多く、全国で36.6%のマンションで不足が発生している。また約3割のマンションで3ヶ月以上の滞納者が存在しており、特に高経年マンションでこの傾向が顕著になっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「マンション管理組合向け「つなぎ資金専用マンション管理組合ローン」提供開始 | 株式会社セゾンファンデックスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000109097.html, (参照 24-12-13).

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