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公開：2025-02-15

exroadがカーボンプライシング専門の生成AIアシスタントを発表、企業の脱炭素戦略立案を強力に支援

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• exroadがカーボンプライシング領域専門の生成AIアシスタントを発表
• RAG技術を活用し高精度な情報収集と文書作成が可能に
• 専門的な壁打ちや日本語でのブレインストーミングに対応

カーボンプライシング専門の生成AIアシスタントがexroadから登場

株式会社exroadは業界初となるカーボンプライシング領域に特化した生成AIアシスタントを2025年2月14日にリリースした。RAG（検索拡張生成）技術を活用し、同社サービスに蓄積された膨大なデータを基に、情報収集のスピードと正確性、網羅性の向上を実現している。^[1]

カーボンプライシング領域における規制や枠組みの本格的な運用開始に伴い、企業は膨大な情報を把握しながら脱炭素戦略の策定を進める必要性に迫られている。多中心的グローバル・ガバナンスの枠組みによって分散された情報ソースを継続的に収集・分析する必要があるため、多くの企業が情報収集や資料作成に過剰なリソースを費やすという課題に直面していた。

情報収集や資料作成の負担を軽減するため、exroadは本領域のデータが網羅的に収集・整理されたオールインワン情報サービスを提供している。生成AIアシスタントの導入により、テスト段階で必要情報への到達時間が最大90%短縮されるなど、高い評価を獲得することに成功している。

生成AIアシスタントの機能まとめ

多中心的グローバル・ガバナンスについて

多中心的グローバル・ガバナンスとは、気候変動のような地球規模の課題に対し、多様な主体が連携して解決を目指す枠組みのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 国家政府、地方自治体、NGO、企業など多様な主体が参画
• 複数の主体による断片的で複雑なルール形成
• 相互連携による課題解決アプローチの実現

カーボンプライシング領域においては、パリ協定第6条の完全運用開始やGX-ETSの制度設計、CORSIAの第一フェーズ、EU炭素国境調整メカニズムなど、様々な規制や枠組みが本格化している。このような状況下で企業は、分散された情報ソースから必要なデータを収集・分析し、効果的な脱炭素戦略を策定する必要がある。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「【業界初】カーボンプライシング領域専門の生成AIアシスタントを発表 | 株式会社ExRoadのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000119520.html, (参照 25-02-15).

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