ビジネススキル

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公開：2025-02-15

フジタがdirectのタスク機能を海外作業所で活用し、ナショナルスタッフとの情報連携強化に成功

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• フジタがインド・バンガロールでdirectのタスク機能を導入
• ナショナルスタッフとの情報連携を強化し工程管理を効率化
• 2025年春より英語版のタスク機能を提供予定

フジタによるdirectのタスク機能活用でナショナルスタッフとの連携強化を実現

株式会社L is Bは株式会社フジタのインド・バンガロールの作業所において、ビジネスチャットdirectのタスク機能を活用し情報連携の強化を2025年2月14日に発表した。約40名の作業所メンバーとのコミュニケーションをdirectで一元管理することで、現地と日本本社の両方で状況の可視化が可能になっている。^[1]

フジタはインド・バンガロールにおける日系企業の工場増築プロジェクトを約10か月という限られた工期で進めており、日本人スタッフが作業所の統括管理を担当している。タスク機能の導入により、担当者や期限、ステータスとともに全タスクがスタッフ全体に可視化され、指示の抜け漏れ防止と業務効率の向上を実現したのだ。

directのタスク機能は2025年2月時点では日本語版のみの提供となっているが、2025年春より英語版の提供を開始する予定である。海外における作業所管理の効率化や情報共有の迅速化を実現するため、言語や文化の違いを超えた円滑な情報共有の実現を目指している。

directのタスク機能の特徴まとめ

タスク機能の詳細はこちら

ナショナルスタッフについて

ナショナルスタッフとは、企業が海外の事業所で採用した現地社員のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 現地での採用により言語や文化に精通
• 海外拠点での業務遂行の中核を担当
• 本社との橋渡し役として重要な存在

フジタのインド・バンガロール作業所では、ナショナルスタッフと日本人スタッフが連携しながら工場増築プロジェクトを進めている。directのタスク機能導入により、言語や文化の違いを超えた円滑な情報共有が可能となり、約10か月という限られた工期での効率的な業務遂行を実現している。

directのタスク機能活用に関する考察

directのタスク機能の導入により、海外作業所における情報共有の課題が大きく改善されたことは注目に値する。特に写真付きでタスクを管理できる機能は、言語の壁を超えた視覚的な情報共有を可能にし、後々のエビデンスとしても活用できる点で画期的だ。

今後の課題として、英語版提供後の多言語対応の拡充が挙げられる。インドでは英語以外の言語も広く使用されており、より多くの言語に対応することで、現場でのコミュニケーションがさらに円滑になる可能性があるだろう。リアクション機能の活用によるモチベーション向上も期待できる。

将来的には、AIによる自動翻訳機能の導入や、現場での音声入力に対応したタスク作成機能など、より使いやすい機能の追加が望まれる。建設現場特有の専門用語や図面に関する情報共有をさらに効率化することで、国際的な建設プロジェクトの生産性向上に貢献するだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「フジタ、海外の作業所で「direct」のタスク機能を活用しナショナルスタッフとの連携強化 | 株式会社L　is　Bのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000210.000022208.html, (参照 25-02-15).

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