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公開：2025-02-27

YuimediとJMDCが医療データ標準化ウェビナーを共催、OMOP CDMの実践的活用を解説するシリーズを展開

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• YuimediとJMDCが医療データ標準化ウェビナーを共催
• OMOP CDMの基礎から製薬業界での活用まで解説
• 3月から5月にかけて全3回のシリーズで開催

医療データ標準化に向けたOMOP CDMウェビナーの共催

株式会社YuimediとJMDCは医療データの国際標準規格であるOMOP CDMに関するウェビナーシリーズを2025年2月26日に発表した。このウェビナーでは両社がOMOP CDM変換プロジェクトと共同研究の経験を活かし、医療データの標準化における基礎知識から実践的な活用方法までを包括的に解説することになった。^[1]

OMOP CDMは世界49カ国で530以上のデータベースが構築され、8億人以上の患者データをカバーする国際標準規格として急速に普及している。厚生労働省の健康・医療・介護情報利活用検討会でも取り上げられ、日本国内での注目度が高まっているところだ。

製薬企業のデータ活用は個別データの入手から複数データの統合活用へとシフトしており、データ構造の理解や横断的分析手法の確立が課題となっている。OMOP CDMによる標準化はこれらの課題解決に有効なアプローチとして期待が寄せられている。

ウェビナーの概要

ウェビナーの詳細はこちら

OMOP CDMについて

OMOP CDMとは、OHDSIが公開する医療データの共通データモデルの一つであり、観察研究に適した国際標準規格である。世界共通の仕様と統制用語集を採用することで、異なる国のデータを統一的な形式で表現することが可能となっている。

• 全世界共通の仕様と統制用語集による標準化
• データベースに格納しやすい正規化された表形式構造
• 観察研究に最適化された設計思想

RWDを提供する事業者が増加する中、製薬企業のデータ活用は個別データの入手から複数データの統合活用へとパラダイムシフトが起きている。OMOP CDMによる標準化は、データ構造の理解や横断的分析における課題を解決し、より高度な医療データの利活用を実現する重要な基盤技術となっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「医療データ利活用のYuimedi、JMDCと「医療データ標準化に関するウェビナーシリーズ」を共催 | 株式会社Yuimediのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000081576.html, (参照 25-02-27).
2. 厚生労働省. https://www.mhlw.go.jp/index.html

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