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公開：2025-03-22

富士通がオフコンシステム資産のモダナイゼーションサービスを体系化、専門家による支援体制を強化し顧客のDX推進を加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 富士通がオフコンシステム資産のモダナイゼーションサービスを体系化
• 専門家アドバイザリーと資産分析・可視化サービスを新規提供
• Cloud Service for オフコンは2030年度にサービス終了予定

富士通のオフコンシステム資産モダナイゼーションサービス体系化と新サービス提供開始

富士通は基幹業務を支えるオフィスコンピュータのレガシーシステム資産を最適なDX基盤へとモダナイズするためのサービス体系を整備し、2025年4月より新たなサービスの提供を開始する。モダナイゼーションマイスターによる専門家アドバイザリーサービスと資産分析・可視化サービスを通じて、オフコンシステムの効率的な刷新を支援していく方針だ。^[1]

富士通は1984年からFACOM Kシリーズの提供を開始して以来40年以上にわたり、販売管理や生産管理などのオフコンシステムの構築・運用保守を全国の販売パートナーと共に支援してきた経緯がある。システムの老朽化や複雑化が進む中、制度改正への対応やデジタル化の推進が課題となっているため、新サービスの提供によって課題解決を目指している。

エフサステクノロジーズが提供するCloud Service for オフコンについては、2025年度に販売を終了し2030年度にサービス提供を完全に終了する計画を発表した。生成AIを活用した資産分析・可視化サービスなど、新たな支援体制を整備することで、顧客のビジネス成長とサステナビリティ経営の実現を後押ししていく方針である。

オフコンモダナイゼーションサービスの概要

モダナイゼーションマイスターについて

モダナイゼーションマイスターとは、レガシーシステムに関する深い知見を持ち、モダナイゼーションを実践するエンジニアリングに精通した富士通認定の専門家集団のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• レガシーシステムへの深い技術的知見を保有
• モダナイゼーションの実践的なエンジニアリング能力
• 最適な手法・技術による移行計画の策定能力

モダナイゼーションマイスターは、オフコンシステムからオープンシステムへの移行において、構想策定から具体的な検討まで包括的な支援を提供する。システムの複雑化やブラックボックス化が進む中、専門的な知見を活かして最適なモダナイゼーション手法を提案し、顧客のデジタル化とビジネス変革を支援する役割を担っている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「オフコンシステム資産のモダナイゼーションサービスを体系化し新規提供 | 富士通株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000392.000093942.html, (参照 25-03-22).
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