セキュリティ

SECURITY

公開：2024-12-19

ナレッジラボがManageboardにIPアドレス制限機能を追加、セキュリティ強化とアクセス管理の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ManageboardにIPアドレス制限機能を追加
• 許可されたIPアドレスからのみアクセス可能に
• アクセス管理と情報漏洩対策を強化

Manageboardの管理会計プラットフォームにIPアドレス制限機能を実装

株式会社ナレッジラボは管理会計プラットフォームManageboardにおいて、特定のIPアドレスからのアクセスのみを許可するIPアドレス制限機能を2024年12月18日にリリースした。不正アクセスによる意図しない操作や情報漏洩のリスクを低減し、より安全なサービス利用が実現できるようになったのだ。^[1]

ManageboardのIPアドレス制限機能は、企業のセキュリティポリシーに応じてオフィスや指定された場所からのアクセスのみを許可することが可能となり、従業員のアクセス管理が容易になった。CIDR表記でのIPアドレス指定にも対応しており、柔軟なアクセス制御を実現することができるだろう。

また、ManageboardはクラウドベースのPL/BS/CF連動型財務計画作成機能と、会計ソフトとの連携による予実分析レポート作成機能を備えている。KPIなどの非財務計画も策定可能で、効率的な経営管理を支援することができるようになった。

Manageboardの新機能まとめ

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CIDR表記について

CIDR表記とは、IPアドレスとネットワークマスクを組み合わせてネットワークアドレスを表現する方式のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• IPアドレスの効率的な割り当てが可能
• ネットワークの柔軟な分割と統合に対応
• ルーティングテーブルの集約による通信効率の向上

ManageboardのIPアドレス制限機能では、CIDR表記を用いることで企業の規模やネットワーク構成に応じた柔軟なアクセス制御を実現している。企業のセキュリティポリシーに基づいたアクセス管理を行うことで、より安全な経営管理プラットフォームの運用が可能となるのだ。

ManageboardのIPアドレス制限機能に関する考察

ManageboardのIPアドレス制限機能の導入により、企業は従業員のアクセス元を正確に把握し、セキュリティリスクを最小限に抑えることが可能となった。クラウドサービスの利用が一般化する中で、IPアドレスによるアクセス制御は基本的かつ効果的なセキュリティ対策として評価できるだろう。

しかし、テレワークやBYODの普及により、従業員の作業場所が多様化している現状では、固定IPアドレスによる制限だけでは柔軟な働き方を阻害する可能性がある。将来的には、多要素認証やゼロトラストセキュリティなど、より高度な認証メカニズムとの組み合わせが検討される必要があるだろう。

今後は、VPNやクラウドプロキシサービスとの連携機能の追加や、動的IPアドレスへの対応など、より柔軟なアクセス制御オプションの提供が期待される。セキュリティと利便性のバランスを保ちながら、企業の多様な働き方をサポートする機能の拡充が望まれる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「管理会計プラットフォーム 『Manageboard』、 IPアドレス制限機能を追加 | 株式会社ナレッジラボのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000078444.html, (参照 24-12-19).

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