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公開：2025-02-04

クニエがISO30414準拠のTableauテンプレートQ-Disclosureを提供開始、人的資本開示の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• クニエがTableauレポートテンプレート「Q-Disclosure」を提供開始
• ISO30414と政府可視化指針推奨指標に準拠した人的資本開示が可能
• 既存システムから容易にデータを集約・可視化できる機能を実装

クニエが人的資本開示向けTableauレポートテンプレートを提供開始

株式会社クニエは人的資本情報開示の国際標準規格ISO30414および政府可視化指針推奨指標に準拠したTableauレポートテンプレート「Q-Disclosure」by Tableauを2025年2月3日より提供開始した。このテンプレートは大手企業に義務化された人的資本開示に対応し、既存システムから抽出した情報を容易に結合・集約・変換することが可能になっている。^[1]

「Q-Disclosure」by Tableauは開示可能な情報から順次活用が可能で、戦略に則した情報の整備範囲を拡大することで段階的に開示範囲を広げることができる仕組みとなっている。情報活用基盤を新たに構築することなく、人事以外のデータも含めた情報集約が実現可能だろう。

テンプレートは汎用分析BIツールとして知られるTableauで設定されているため、導入企業の環境に合わせて移植・調整することで迅速な人的資本開示対応が可能となる。また、Tableau Prepを活用することでデータの更新時期に定型処理を予め定義し、実行処理の自動化も実現できるのである。

Q-Disclosure by Tableauの機能まとめ

Q-Disclosure by Tableauの詳細はこちら

人的資本開示について

人的資本開示とは、企業が保有する人材に関する情報を体系的に可視化し、投資家や市場に対して開示することを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 国際標準規格ISO30414に基づく情報開示フレームワーク
• 企業価値評価における重要な非財務情報指標
• 2023年3月期以降、大手企業に対して開示が義務化

人的資本開示では人事システム以外のデータも含めた情報集約が重要な要素となっており、経営層との合意形成や人事施策の立案、情報マネジメント基盤の整備に時間を要することが課題となっている。「Q-Disclosure」by Tableauは既存システムからのデータ活用を可能にし、段階的な情報整備を支援することで効率的な開示対応を実現する。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「クニエ、人的資本開示向けTableauテンプレートの提供を開始 | 株式会社クニエのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000043765.html, (参照 25-02-04).

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