ビジネススキル

BUSINESS SKILLS

公開：2025-02-15

三井物産子会社エクオルが次世代型インターンシップStudyJamを展開、LINEを活用した新しいキャリア支援の形を提供

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 商社発ベンチャーStudyJamが次世代型インターンシップを提供開始
• 企業と学生をLINEで繋ぎ双方向のコミュニケーションを実現
• 東京都市大学の特別講義でサービス内容を紹介

次世代型インターンシップStudyJamが東京都市大学で紹介される

三井物産子会社のエクオルは、企業と学生を繋ぐ次世代型インターンシップサービス「StudyJam」を2023年9月より提供している。この新サービスは企業のリアルな課題に対して学生が回答を提供する仕組みを持ち、LINE公式アカウントを活用することで利用のハードルを大幅に下げることに成功した。^[1]

東京都市大学で開講されている「ひらめき・こと・もの・くらし・ひと」づくりプログラムにおいて、エクオル代表取締役CEO星野尚広氏と中京テレビ放送株式会社の吉田直史氏がStudyJamについて講演を行った。学生たちは実際にサービスを体験し、ゲームメーカーからの「みんなの推し活って？」というリアルな質問に回答する機会を得ることができた。

StudyJamでは、企業からの利用料で運営され、学生は無料で利用できる仕組みを採用している。金銭の授受を排除することで、純粋に興味のあるプロジェクトへの参加を促し、企業と学生双方にとって価値のある関係性を構築することを目指している。

StudyJamのサービス内容まとめ

インターンシップについて

インターンシップとは、学生が企業で就業体験を行う制度のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 実践的な職業体験による職業理解の促進
• 企業と学生の相互理解の機会創出
• 就職活動における重要な選考プロセス

従来のインターンシップは対面での実施が基本であり、時間や場所の制約が大きいという課題があった。StudyJamはこれらの課題を解決し、オンラインで気軽に参加できる新しい形のインターンシップを提供することで、より多くの学生に機会を提供している。

StudyJamのサービス展開に関する考察

StudyJamは従来のインターンシップが抱えていた時間的・地理的制約を解消し、より多くの学生にキャリア探索の機会を提供することに成功している。特にLINEを活用したコミュニケーション基盤の構築により、学生の日常的なツールを通じてシームレスな参加を実現したことは高く評価できるだろう。

一方で、オンラインでのコミュニケーションのみでは深い相互理解や実践的なスキル習得に限界がある可能性も考えられる。将来的にはオンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッド型のプログラムの開発や、AIを活用した学習支援機能の追加など、さらなる進化が期待されるところだ。

また、企業側の本質的な課題解決につながるような質の高い提案を引き出すためには、学生の成長支援プログラムの充実が重要となってくる。StudyJamには従来型のインターンシップとは異なる新しい価値創造の場として、さらなる発展が求められている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「次世代型インターンシップ「StudyJam」とは？商社発ベンチャー・エクオル×中京テレビのイノベーター人材に求められる「ことづくり」 | 東京都市大学特別講義 | 中京テレビ放送株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000327.000039863.html, (参照 25-02-15).

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