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MSIがデュアルモード対応の31.5型ゲーミングモニターMAG 321CUPDFを発表、4K/160HzとフルHD/320Hzの切替が可能に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • MSIがデュアルモードモニターMAG 321CUPDFを発売
  • 4K/160HzとフルHD/320Hzの2つの表示モード搭載
  • 価格は9万8,800円で2月20日発売予定

MSIのデュアルモードゲーミングモニターMAG 321CUPDFの詳細

MSIは31.5型ゲーミングモニターMAG 321CUPDFを2025年2月20日に発売することを発表した。4K(3,840×2,160ドット)/160HzとフルHD(1,920×1,080ドット)/320Hzの2つの表示モードを切り替えて使用できるデュアルモード機能を搭載し、価格は9万8,800円となっている。[1]

曲率1,500Rの湾曲RAPID VAパネルを採用することで高い没入感を実現しており、DisplayHDR 400やFreeSync Premiumにも対応している。画面の表示領域を24.5型または27型相当に変更できるディスプレイサイズエミュレート機能も搭載し、FPSなど競技性の高いゲームでの使用に最適化されている。

インターフェイスとしてHDMI 2.1を2基、DisplayPort 1.4a、USB Type-C(DisplayPort Alt Mode対応)、ヘッドフォン出力などを備えており、シーンに合わせて画面の明るさやコントラスト、彩度を自動調整するAIビジョン機能も搭載している。本体サイズは約711×267×534mmで、重量は約6.6kgとなっている。

MAG 321CUPDFの主な仕様

項目 詳細
画面サイズ 31.5型
最大解像度 3,840×2,160ドット(4K)
リフレッシュレート 4Kモード:160Hz / フルHDモード:320Hz
応答速度 0.5ms(GTG)
輝度 350cd/平方m
コントラスト比 3,000:1

RAPID VAパネルについて

RAPID VAパネルは従来のVAパネル技術を進化させた表示技術で、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 従来のVAパネルと比較して4倍の駆動速度を実現
  • 0.5msの高速応答でモーションブラーを低減
  • 高コントラスト比と広視野角を両立

MSIのMAG 321CUPDFに採用されているRAPID VAパネルは、駆動速度を4倍に高めることで残像感を大幅に低減している。競技性の高いゲームにおいて求められる高速な表示性能と、VAパネル特有の高コントラストによる豊かな階調表現を両立することが可能だ。

デュアルモードゲーミングモニターに関する考察

MSIのMAG 321CUPDFが採用するデュアルモード機能は、ゲーミングモニターの新たな可能性を示すものといえる。高精細な4Kモードと高速表示のフルHDモードを1台で使い分けられることで、RPGなどの美しいグラフィックを楽しむゲームからFPSなどの競技性の高いゲームまで、幅広いジャンルに最適な表示設定で対応できるようになるだろう。

しかし、モード切替時にアプリケーションの再起動が必要となる点は、ユーザー体験の面で改善の余地がある。シームレスな切り替えを実現するためには、グラフィックドライバやゲーム側での対応も含めた技術的な進化が必要となるかもしれない。

今後は、AIビジョン機能との連携によって各ゲームに最適な表示モードを自動で選択する機能や、より多様な解像度とリフレッシュレートの組み合わせに対応することが期待される。ゲーミングモニターの進化により、より多くのゲーマーが快適なゲーム環境を手に入れられるようになるだろう。

参考サイト

  1. ^ MSI. 「MSI MAG 321CUPDF」. https://jp.msi.com/Monitor/MAG-321CUPDF/, (参照 25-02-18).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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