STORES予約が3Dセキュア2.0の対応を開始、クレジットカード決済の不正利用対策を強化へ
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PR TIMES より
記事の要約
- STORES予約が3Dセキュア2.0対応を開始
- クレジットカード決済の不正利用対策を強化
- セキュリティガイドラインに準拠した本人認証を実装
STORES予約の3Dセキュア2.0導入によるセキュリティ強化
STORES株式会社は、オンライン予約システム「STORES予約」において、クレジットカード決済時の本人認証サービス「3Dセキュア2.0」の対応を2025年2月25日より開始した。近年急増するクレジットカードの不正利用に対応し、2024年1月から9月までの被害額が393億円に達している現状を踏まえた対策となっている。[1]
経済産業省が公表した「クレジットカード・セキュリティガイドライン【4.0版】」において、2025年3月末までにEMV3-Dセキュア対応が義務化されることを受け、STORES予約はこのガイドラインに準拠した認証システムを実装することになった。本対応により、クレジットカードの不正利用や売上損失のリスクを大幅に軽減することが可能となっている。
STORES予約は、無料から始められるオンライン予約システムとして、予約から決済、顧客管理まで包括的なサービスを提供している。POSレジとの連携機能を備え、顧客情報や売上管理の一元化を実現しており、専門知識がなくても簡単に使用できるシステムとなっている。
3Dセキュア2.0の機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
主な機能 | クレジットカード決済時の本人認証 |
認証方式 | 事前登録パスワードまたはワンタイムパスワード |
リスク判定 | デバイス情報等を用いた不正利用リスクの判断 |
導入時期 | 2025年2月下旬より順次対応 |
対象サービス | STORES予約利用事業者 |
EMV3-Dセキュアについて
EMV3-Dセキュアとは、オンライン決済におけるクレジットカード情報の不正利用を防止するための本人認証の仕組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- デバイス情報を活用したリスクベース認証の実装
- パスワードやワンタイムパスワードによる多要素認証
- カードブランドが推奨する国際標準規格への準拠
経済産業省が2023年3月に公表したセキュリティガイドラインでは、クレジットカードの不正利用被害が増加している状況を受け、EMV3-Dセキュア対応を2025年3月末までに義務化することが決定された。この対応により、オンライン決済における不正利用リスクの低減と、事業者および購入者双方の安全性向上が期待されている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「STORES 予約、クレジットカード決済時の本人認証サービス「3Dセキュア2.0」に対応開始 | STORES 株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000232.000031375.html, (参照 25-02-26).
- 経済産業省. https://www.meti.go.jp/index.html
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