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ソニーネットワークコミュニケーションズが研究機関向けmSafetyを提供開始、デジタルバイオマーカー開発支援で医療研究の効率化に貢献

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ソニーネットワークコミュニケーションズが研究機関向けmSafetyを提供開始、デジタルバイオマーカー開発支援で医療研究の効率化に貢献

PR TIMES より


記事の要約

  • ソニーネットワークコミュニケーションズがmSafetyを提供開始
  • 国立がん研究センター東病院でバイタルデータ活用研究を開始
  • デジタルバイオマーカー開発向けに研究機関支援を展開

ウェアラブル端末mSafetyによるデジタルバイオマーカー開発支援の展開

ソニーネットワークコミュニケーションズは、ネットワーク常時接続可能なウェアラブル端末とヘルスケア・安全クラウドマネージメントソリューションをセットにした「mSafety」のサービス提供を2024年12月16日に開始した。このサービスは研究機関向けにデジタルバイオマーカーの開発支援を行うもので、国立がん研究センター東病院および徳島大学での臨床研究での活用が決定している。[1]

mSafetyは、LTE-M通信による常時接続が可能なソニー製ウェアラブル端末とクラウドソリューションを組み合わせたBtoB向けサービスとして展開されている。心拍数や歩数の取得、GPS位置情報の取得、ユーザーの行動検知、睡眠や消費エネルギーの推定など、多様な機能を搭載することで研究データの収集を効率化することが可能だ。

医療や医薬品開発の領域では、デジタルバイオマーカーと呼ばれるバイタルデータの活用に注目が集まっており、mSafetyの導入によって煩雑な初期設定やスマートフォンなどの追加機器が不要となる。クラウド上でのデータ管理や端末のリモート設定変更にも対応しており、臨床研究における被験者のアクセシビリティやデータの一貫性向上に貢献している。

mSafetyの主要機能まとめ

項目 詳細
通信方式 LTE-M通信による常時接続
主要機能 心拍数・歩数測定、GPS位置情報取得、行動検知
データ管理 クラウド上での一元管理、リモート設定変更可能
利用対象 研究機関、デジタルバイオマーカー開発機関
導入メリット 初期設定簡略化、追加機器不要、データの一貫性確保
mSafetyの詳細についてはこちら

デジタルバイオマーカーについて

デジタルバイオマーカーとは、デジタル端末を用いて収集・測定するバイタルデータを活用した生体指標のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 従来の高度な機器による計測に代わる簡便な測定方法
  • 主観的な報告から客観的かつ定量的な評価への転換
  • 継続的なデータ収集による精度の高い分析が可能

デジタルバイオマーカーの開発においては、腕時計型のウェアラブル端末が注目を集めているが、初期セットアップの手間やデータの信頼性確保が課題となっている。mSafetyはこれらの課題を解決し、臨床試験におけるデータの連続性と一貫性を担保することで、より効果的な研究開発を支援することが可能となっている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「ネットワーク常時接続ウェアラブル端末 & ヘルスケアクラウドソリューション「mSafety™」、デジタルバイオマーカーの開発を行う研究機関向けサービスを提供 | ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001460.000000196.html, (参照 24-12-19).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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