NHNテコラスがFinOpsツール「Cloud illuminator」を発表、AWSのコスト最適化機能を提供開始
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記事の要約
- NHNテコラス、クラウドコスト最適化ツール「Cloud illuminator」を正式リリース
- AWSアカウントと連携可能でFinOpsの運用サイクルを実現
- 標準プラン月額10万円で利用可能、リセールサービス契約者は割引あり
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NHNテコラスが企業向けクラウドコスト最適化ツールを発表
NHNテコラス株式会社は2024年12月17日、企業のクラウドコスト最適化を支援するFinOpsツール「Cloud illuminator」の正式提供を開始した。このツールはAWSプレミアティアサービスパートナーとしての5500件以上の支援実績から得られた知見を活かして開発されており、利用中のAWSアカウントとの連携で即座に導入が可能となっている。[1]
Cloud illuminatorの開発背景には、クラウド利用の拡大に伴う企業のコスト管理と最適化の課題が存在している。調査によれば企業のクラウド支出は最適化の取り組みにより約30%の削減が可能とされており、本ツールはこの課題解決に向けて技術・ビジネス・財務部門の連携を実現するために開発された。
標準プランの料金は月額10万円または年間100万円で提供され、C-ChorusのAWSリセールサービス契約中のユーザーは月額8万円で利用できる特典がある。現在はAWSのみ対応しているが、今後は対応クラウドプロバイダーを順次拡大していく予定だ。
Cloud illuminatorの機能と料金プラン
項目 | 詳細 |
---|---|
提供形態 | SaaS型FinOpsツール |
対応プロバイダー | AWS(今後拡大予定) |
標準プラン料金 | 月額10万円/年間100万円(税抜) |
リセール契約特典 | 月額8万円(税抜) |
公開時期 | 2024年12月 |
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FinOpsについて
FinOpsとは、企業のクラウドコストを最適化するためのフレームワークおよび運用手法を指す概念である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 技術・ビジネス・財務部門の連携によるコスト管理の実現
- データ分析に基づくクラウド投資の最適化
- 企業利益とクラウド支出のバランス調整
クラウド利用の拡大に伴い、多くの企業ではコスト管理がエンジニア部門に集中し十分なリソースや体制が整備されていない現状がある。FinOpsの導入により、従量課金モデルにおける未使用リソースや過剰な割り当ての削減が可能となり、適正価格での購買と計画的な管理を実現できる。
参考サイト
- ^ NHN テコラス. 「NHN テコラス、クラウドコストの最適化を推進するFinOpsツール「Cloud illuminator」の正式提供を開始 | NHN テコラス」. https://nhn-techorus.com/news/2024_629.html, (参照 24-12-20).
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