NECが新型デスクトップPC Mateシリーズを発売、AI活用促進とハードウェア信頼性の向上を実現
PR TIMES より
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記事の要約
- NECがビジネス向けデスクトップPC「Mate」の新商品を発売開始
- Windows 11搭載モデルにCopilotキーを標準装備
- HDD故障対策としてミラーリング機能を実装
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NECの新型デスクトップPC Mateシリーズがバージョンアップ
NECは、ビジネス向けデスクトップPC「Mate」シリーズの新商品5タイプ31モデルを2025年1月10日より販売開始した。インテル第14世代CPUとDDR5メモリを採用することで基本性能を強化し、チャット型AIアシスタント「Microsoft Copilot」をワンタッチで起動できる「Copilotキー」を標準搭載している。[1]
全タイプにWindows 11 ver24H2を搭載し、3種類のキーボードから操作環境に合わせて選択できる仕様となっている。メールの下書きや文書の要約などでAIの活用を促進することで、業務の効率化や生産性の向上を実現した形となった。
さらに主要部品の状態を診断する「ハードウェアスキャン機能」も新たに搭載し、スモールサイズPC「タイプMC」では、SSDを2つ搭載してリアルタイムに同じデータを書き込むミラーリング機能を選択可能にすることで、ダウンタイムの抑制と業務継続性の向上を図っている。
NECの新型デスクトップPC Mateシリーズの特徴まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | Mateシリーズ(5タイプ31モデル) |
OS | Windows 11 ver24H2 |
CPU | インテル第14世代CPU |
メモリ | DDR5メモリ |
新機能 | Copilotキー、ハードウェアスキャン機能、ミラーリング機能(タイプMC) |
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ミラーリング機能について
ミラーリング機能とは、2つのストレージデバイスに同時に同じデータを書き込むRAID1技術のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 2つのSSDに同時にデータを書き込むことでデータの冗長性を確保
- 1つのSSDが故障しても、もう1つのSSDでシステムを継続運用可能
- ダウンタイムを最小限に抑えることで業務の継続性を確保
NECの新型Mateシリーズでは、スモールサイズPC「タイプMC」にこのミラーリング機能が搭載された。従来は高拡張性ハイエンドデスクトップPC「タイプME」のみで利用可能だった機能が、より小型のモデルでも選択できるようになったことで、業務の安定性と継続性が向上している。
NECの新型デスクトップPC Mateシリーズに関する考察
新型Mateシリーズは、AIアシスタントの活用促進とハードウェアの信頼性向上という2つの側面から、ビジネスPCの価値を高めている。Copilotキーの搭載により、AIを活用した業務効率化への障壁が低くなり、ユーザーがより自然にAIツールを活用できるようになるだろう。
一方で、AIアシスタントの活用には、企業ごとのセキュリティポリシーやデータ管理方針との整合性が課題となる可能性がある。今後はAIの活用範囲や権限設定などをより細かく管理できる機能の追加が望まれるため、セキュリティと利便性のバランスを取りながら、段階的な機能拡充が必要となるだろう。
また、ミラーリング機能のスモールサイズPCへの展開は、省スペース性と高信頼性を両立させる新しい選択肢を提供している。今後は、より多くの企業でBCP対策の一環としてミラーリング機能の採用が進むことが予想される。将来的にはクラウドバックアップとの連携など、より包括的なデータ保護機能の実装に期待が高まる。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「NEC、ビジネス向けデスクトップPC「Mate」のラインアップを一新、AI活用の促進や基本性能/利便性を強化 | 日本電気株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000799.000078149.html, (参照 25-01-11).
- Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp
- NEC. https://jpn.nec.com/
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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