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公開：2025-02-05

ROBOT PAYMENTが13億人超が利用するWeChat Pay決済サービスの取扱いを開始、インバウンド需要の拡大に対応

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ROBOT PAYMENTがWeChat Pay決済サービスの取扱いを開始
• WeChat Payは13億4300万人が利用するメッセンジャーアプリの決済機能
• 2024年の訪日外客数が過去最高を達成し、決済ニーズが拡大

ROBOT PAYMENTによるWeChat Pay決済サービスの提供開始

株式会社ROBOT PAYMENTは株式会社ユニヴァ・ペイキャストとの取り組みを強化し、2025年2月5日よりWeChat Payの取扱いを開始した。WeChat Payは世界で13億4300万人以上が利用する中国No.1シェアのメッセンジャーアプリWeChatに備わったスマホ決済サービスであり、QRコードのスキャンまたは提示で支払いを行うことが可能になっている。^[1]

日本政府観光局の発表によると、2024年12月の訪日外客数は348万9,800人を記録し、統計開始以来単月として過去最多を達成している。年間でも3,600万人を突破し過去最高を記録したことから、増加するインバウンド需要に対応するため、海外シェアの高い決済手段の需要も急速に高まっているのだ。

ROBOT PAYMENTは既存のPayPayやd払いなどに加え、WeChat Payの取扱いを開始することで決済手段の選択肢を拡大している。クレジットカード決済や口座振替、銀行振込、コンビニ決済など、多様な決済手段を提供することで、顧客のニーズに柔軟に対応する体制を整えた。

WeChat Pay決済サービスの概要

QRコード決済について

QRコード決済とは、スマートフォンなどのデバイスを使用してQRコードを読み取ることで決済を行うシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 専用端末が不要で導入コストを抑えられる
• 非接触での決済が可能で衛生的
• 決済履歴がデジタルで管理しやすい

WeChat PayはQRコード決済の代表的なサービスとして中国で広く普及している。アプリ内で決済機能が統合されており、ユーザーはメッセージのやり取りから支払いまでをシームレスに行うことができるため、特に訪日観光客の利便性向上に貢献している。

WeChat Pay決済サービスに関する考察

WeChat Payの導入は、増加する訪日観光客のニーズに応える重要な施策として評価できる。特に中国からの観光客にとって、普段使い慣れた決済手段が利用できることは大きな利点となり、消費行動の活性化にもつながるだろう。

一方で、決済システムの安全性や個人情報の保護については、より一層の対策が必要となる可能性がある。特に国際的な決済システムの場合、各国の法規制や技術標準への対応が課題となることから、セキュリティ体制の強化が重要になってくるだろう。

今後は他の決済サービスとの連携や機能拡充により、さらなる利便性の向上が期待される。特に多言語対応やカスタマーサポートの充実など、インバウンド需要に対応したサービス展開が求められる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「13億4300万人が利用するメッセンジャーアプリ「WeChat」に備わったスマホ決済サービス「WeChat Pay」の取扱い開始 | 株式会社ROBOT PAYMENTのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000371.000001047.html, (参照 25-02-05).

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