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公開：2024-12-19

CARTA MARKETING FIRMがデータドリブン人事戦略を世界人事会議で発表、AIとHIの融合による人材管理の高度化を目指す

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• CARTA MARKETING FIRMの村上悠が世界人事会議で講演
• データドリブンな人事戦略とAI活用の取り組みを紹介
• 海外事業本部の高スコア達成事例を解説

CARTA MARKETING FIRMのデータドリブン人事戦略が注目

CARTA MARKETING FIRM執行役員の村上悠が、2024年11月8日に開催された「第二回世界人事会議24GHR東京」で講演を行った。日本初のグローバルHR会議となる本イベントには、フィリピンやマレーシア、シンガポール、インド、ブルネイ王国、アラブ首長国連邦など、世界各国の人事専門家が参加している。^[1]

村上は「マーケティング企業のデータドリブンな人事戦略について」をテーマに登壇し、サーベイデータの活用方法や人材データの可視化について解説を行った。特に海外事業本部が全社平均を上回る高スコアを達成している点に触れ、HR部門との連携による客観的かつ迅速な判断の重要性を強調した。

また、AIを活用した採用プロセスの効率化計画やタレントプールの活用強化についても言及があった。具体的には、AIとHI（Human Intelligence）を組み合わせた新しいアプローチの導入により、より高度な人材選定の実現を目指すとしている。

世界人事会議24GHR東京の概要まとめ

世界人事会議の詳細はこちら

データドリブンについて

データドリブンとは、経営判断や意思決定において、主観や経験則ではなくデータ分析に基づいてアプローチする手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 客観的なデータに基づく意思決定プロセス
• 継続的なデータ収集と分析による改善サイクル
• 可視化されたKPIによる進捗管理と成果測定

CARTA MARKETING FIRMでは、このデータドリブンアプローチを人事戦略に活用している。具体例として、1on1ミーティングの頻度をGoogleカレンダーAPIで可視化し、最適な実施時間を算出するシステムを構築するなど、データに基づいた施策を展開している。

データドリブン人事戦略に関する考察

データドリブンな人事戦略の導入により、従来の経験則や勘に頼った人事管理から、客観的な指標に基づく意思決定が可能になっている。特にサーベイデータやキャリア対話のスコアを活用することで、社員の状態や組織の課題を早期に発見し、迅速な対応が可能になっているのは大きな進展だ。

今後の課題として、データの収集・分析に伴うプライバシーの保護や、数値化できない人間的な要素の評価方法の確立が挙げられる。これらの課題に対しては、透明性の高い運用ポリシーの策定や、定性的な評価指標の開発が必要になってくるだろう。

AIの活用は人材選定の効率化に貢献する一方で、人間的な判断との適切なバランスが重要になってくる。特にグローバルな人材管理においては、文化的な違いや地域特性を考慮したAIモデルの構築が求められるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「CARTA MARKETING FIRM 執行役員 村上 悠が日本初のグローバルHR会議「第二回世界人事会議24GHR東京」に登壇 | 株式会社CARTA MARKETING FIRMのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000130668.html, (参照 24-12-19).
2. Intel. https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html
3. Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

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