ビジネススキル

BUSINESS SKILLS

公開：2025-01-10

ほけんの窓口が手話・筆談・チャットサービスを開始、耳や言葉の不自由な方への保険相談サービスが向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ほけんの窓口で手話・筆談・チャットサービスを開始
• プラスヴォイスが通訳サービスを提供し円滑なコミュニケーションを実現
• 2025年1月7日からトライアル運用を開始

ほけんの窓口の手話・筆談・チャットサービスによるインクルーシブな対応開始

株式会社プラスヴォイスは、ほけんの窓口グループ株式会社からの業務委託を受け、2025年1月7日より耳や言葉の不自由なお客さま向けの手話・筆談・チャットサービスのトライアル運用を開始した。プラスヴォイスの通訳者が手話や筆談、文字チャットでお客さまの要望を受け付け、担当者とのリアルタイムな双方向コミュニケーションを実現することが可能となっている。^[1]

本サービスは2024年4月からの企業における障害者差別解消法による合理的配慮の提供義務化に対応したもので、手話通訳サービスの提供により音声でのコミュニケーションが困難なお客さまへの対応が可能となった。これまでFAXやメールでは実現できなかったリアルタイムでの相談対応が可能となり、インクルーシブな窓口サービスの実現に大きく貢献している。

プラスヴォイスは手話を使用する方や発声に困難を抱えるお客さまのニーズに応えるべく、利便性と安全性を備えた通訳サービスの提供を推進している。本サービスの導入により、障がいの有無に関わらずすべてのお客さまが保険相談を円滑に行えるようになり、誰一人取り残さない社会の実現に向けた取り組みが加速している。

手話・筆談・チャットサービスの詳細

インクルーシブについて

インクルーシブとは、社会や組織において誰もが平等に参加でき、排除されることなく包括的に受け入れられる状態を指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 多様性を認め合い、互いの違いを尊重する考え方
• 障がいの有無に関わらず、平等な機会を提供する取り組み
• 社会的なバリアを取り除き、誰もが参加しやすい環境を整備

2024年4月からの障害者差別解消法による合理的配慮の提供義務化に伴い、企業におけるインクルーシブな取り組みがより一層重要となっている。手話・筆談・チャットサービスの導入は、保険相談における情報アクセシビリティの向上とコミュニケーションバリアの解消に大きく貢献することが期待できるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ほけんの窓口 手話・筆談・チャットサービスのご提供開始 | 株式会社プラスヴォイスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000055721.html, (参照 25-01-10).

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