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公開：2024-12-13

TBWA HAKUHODOがペット同伴出勤制度を導入、社員の多様なライフスタイルに対応した働き方改革を推進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• TBWA HAKUHODOがペット同伴出勤制度を導入
• 看護・介護休暇の対象にペットを含める制度を開始
• サステナブルな働き方と多様性の促進を目指す取り組み

TBWA HAKUHODOが新たなペット関連制度を導入

株式会社TBWA HAKUHODOは社員のサステナブルな働き方と多様性の促進を目的とした新制度を2024年12月より開始すると発表した。新制度では社員の家族としてのペットを尊重し、オフィスへの同伴出勤を可能にするとともに、看護・介護休暇の対象にペットを含めることで、社員のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を実現している。^[1]

この取り組みは、日本のオフィス賃貸においてペットの同伴を認める事例が限られている中で実現した画期的な制度となっており、イーソーコ株式会社の協力のもとオフィスのペット同伴出勤のルール設計や実施トライアルが開始されることになった。まずは犬を対象としてスタートし、将来的には他の動物種への拡大も視野に入れている。

TBWA HAKUHODOは今年9月に発表したサステナビリティの基本方針において、「People」「Planet」「Process」の3つのPを基軸に据えており、特に「People」に関する取り組みとしてDEIB（多様性、公平性、包括性、帰属意識）の推進に注力してきた。新制度はDEIBの一環として位置づけられている。

ペット同伴出勤制度の詳細

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DEIBについて

DEIBとは、多様性（Diversity）、公平性（Equity）、包括性（Inclusion）、帰属意識（Belonging）の頭文字を組み合わせた言葉であり、組織における人材活用や文化づくりの重要な指針となる概念のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 多様な背景を持つ人材の活躍を促進
• 公平な機会提供と評価制度の確立
• 誰もが居心地よく働ける環境作り

TBWA HAKUHODOのペット同伴出勤制度は、DEIBの考え方を実践的に取り入れた施策の一つとして位置づけられている。ペットと暮らす社員の多様なライフスタイルを尊重し、働きやすい環境を整備することで、より創造的な職場文化の醸成を目指す取り組みとなっている。

ペット同伴出勤制度に関する考察

TBWA HAKUHODOのペット同伴出勤制度は、単なる福利厚生の拡充にとどまらず、社員の多様な生活スタイルを尊重する先進的な取り組みとして評価できる。特に日本のオフィス環境において珍しい試みであり、今後の企業における働き方改革のモデルケースとなる可能性を秘めている。

一方で、複数の動物が同じオフィス空間に存在することによるトラブルや、アレルギーを持つ社員への配慮など、運用面での課題も予想される。これらの問題に対しては、明確なガイドラインの設定やスペースの適切な区分け、段階的な導入プロセスの確立が有効な解決策となるだろう。

今後は他の動物種への対象拡大や、より柔軟な勤務形態との組み合わせなど、制度のさらなる発展が期待される。特に単身世帯の増加に伴いペットと暮らす社員が増える中、このような制度の普及は働き方改革の新たな可能性を切り開くものとなるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「TBWA HAKUHODO、社員の「家族」としてのペットを尊重する新制度を導入 | 株式会社TBWA HAKUHODOのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000194.000034082.html, (参照 24-12-13).

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