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公開：2024-12-13

エリアリンクが日本ハウスHDのトランクルーム事業を運営支援、パートナー制度で14物件の開発計画へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• エリアリンクが日本ハウスHDのトランクルーム運営を支援
• 第1弾「ハッピーストレージ千代田五丁目」が名古屋に開業予定
• 今後14物件の開発計画があり全てエリアリンクが運営代行

エリアリンクによるトランクルーム事業のパートナー制度開始

エリアリンク株式会社は、トランクルーム事業「ハローストレージ」の運営ノウハウを活かし、株式会社日本ハウスホールディングスのトランクルーム事業「ハッピーストレージ」の運営支援を開始することを2024年12月12日に発表した。第1弾となる屋内型トランクルーム「ハッピーストレージ千代田五丁目」が12月16日に名古屋市でオープンする予定である。^[1]

日本ハウスホールディングスは初のトランクルーム事業となる「ハッピーストレージ」の運営をエリアリンクのパートナー制度を活用して委託することを決定した。エリアリンクは集客から契約管理、施設の清掃やトラブル対応まで、トランクルーム運営に関する業務を一括で請け負うことになる。

エリアリンクは2024年4月からパートナー制度の本格運用を開始しており、トランクルーム事業の立ち上げからサービス提供までをワンストップで支援している。パートナー企業には売上賃料の90%が還元され、運営コストの削減と売上向上が期待できる仕組みとなっている。

パートナー制度の概要まとめ

ハローストレージの詳細はこちら

トランクルーム運営代行について

トランクルーム運営代行とは、トランクルーム施設の所有者に代わって専門業者が運営管理を行うサービスのことである。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 施設の管理運営業務を一括して代行
• 専門知識やノウハウを活用した効率的な運営
• 人件費やシステム開発費の削減が可能

エリアリンクは業界最大規模となる2,400物件、109,658室のトランクルームを「ハローストレージ」ブランドとして展開しており、そのノウハウを活かした運営支援が可能である。トランクルーム運営代行により、施設オーナーは運営の手間を省きながら収益を上げることができる。

トランクルーム事業のパートナー制度に関する考察

エリアリンクのパートナー制度は、不動産所有者にとってトランクルーム事業への参入障壁を大幅に下げる革新的な取り組みとなっている。専門的なノウハウや運営システムの開発が不要となり、初期投資を抑えながら安定的な収益確保が期待できることから、今後さらなるパートナー企業の増加が見込まれるだろう。

一方で、運営を完全に委託することによる施設オーナーの主体性の低下や、複数のパートナー企業が参入することでのブランドイメージの統一性維持が課題となる可能性がある。エリアリンクには高品質なサービス水準の維持とパートナー企業との良好な関係構築が求められるだろう。

トランクルーム需要は都市部を中心に今後も拡大が予想されることから、パートナー制度を通じた事業展開は市場の成長を加速させる可能性がある。エリアリンクには業界のリーディングカンパニーとして、市場の健全な発展をけん引する役割が期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「トランクルーム事業の運営管理を代行する「パートナー制度」により日本ハウスホールディングスが開発するトランクルームを当社が運営支援 | エリアリンク株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000034173.html, (参照 24-12-13).

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