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公開：2024-12-20

杉並区がマーケットエンタープライズのリユースプラットフォーム「おいくら」との連携を開始、都内導入自治体が15に拡大

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 杉並区がリユース事業「おいくら」との連携を開始
• 都内導入自治体は15、連携自治体人口は約539万人に到達
• 区の費用負担なく不要品の買取と運び出しに対応

杉並区とマーケットエンタープライズのリユース事業連携開始

東京都杉並区と株式会社マーケットエンタープライズは、リユースプラットフォーム「おいくら」を活用した地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を2024年12月19日に締結した。マーケットエンタープライズが展開する「おいくら」は、不要品の買取価格を比較できるサービスで、これまでおよそ130万人の利用実績を誇っている。^[1]

杉並区では従来、粗大ごみとして廃棄された物の中から有用金属の再資源化や羽毛布団を羽毛原料として再生するなど環境問題に取り組んできた。新たに導入される「おいくら」によって、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も、使用可能な場合は最短で当日に買取と引き取りが可能になっている。

マーケットエンタープライズは「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、地方創生SDGs官民連携プラットフォームへの参画や楽器寄附ふるさと納税実行委員会の一員として活動を展開している。全国で導入自治体数は208に達し、都内では15自治体、連携自治体人口は約539万人となった。

杉並区のリユース事業まとめ

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リユースプラットフォームについて

リユースプラットフォームとは、不要品の売買を仲介するオンラインサービスのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 複数の買取業者から一括で査定価格を取得可能
• 自宅からの出張買取サービスに対応
• 環境負荷軽減と資源の有効活用を実現

マーケットエンタープライズが提供する「おいくら」は、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼が可能で、買取価格の比較ができるリユースプラットフォームだ。区民のサービス利用に費用負担がなく、粗大ごみの処理費用削減にも貢献することが期待される。

おいくらの自治体連携に関する考察

マーケットエンタープライズの「おいくら」が杉並区と連携を開始したことで、地域における循環型社会の形成が大きく前進する可能性がある。自治体の廃棄物処理量や処理コストの削減だけでなく、区民のリユースに対する意識向上にもつながることが期待できるだろう。

今後は家電リサイクル法対象製品以外にも、より幅広い製品カテゴリーへの対応が求められる可能性がある。マーケットエンタープライズには買取可能な製品の拡大と、リユース品の品質管理体制の強化が望まれるだろう。

また、連携自治体の拡大に伴い、地域ごとの特性や要望に応じたカスタマイズも必要になってくる。自治体との連携を通じて得られたノウハウを活かし、より使いやすいサービスへと進化させることが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「不要品増加の12月に杉並区が「おいくら」との不要品リユース事業開始 | 株式会社マーケットエンタープライズのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000384.000015239.html, (参照 24-12-20).

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