カメイがWevoxを全社導入、従業員エンゲージメント向上と組織力強化に向けた取り組みを本格化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

株式会社アトラエは組織力向上プラットフォームWevoxをカメイ株式会社が全社導入したことを2024年12月26日に発表した。カメイは2024年5月に策定した長期経営方針において、柔軟な事業転換を支える組織体質と人的資本の尊重を柱とし、能力開発や従業員エンゲージメント向上に取り組んでいる。^[1]

Wevoxはエンゲージメントを軸としたパルスサーベイにより組織力向上を支援するプラットフォームとして、エンゲージメントや組織カルチャーなど組織の状態を多角的に可視化・分析する機能を提供している。「たずねる→わかる→はなす→できる」というプロセスを通じて、組織力を効果的に向上させることが可能だ。

アトラエはPeople Tech事業を展開しており、Green、Wevox、Yentaなどのサービスを通じてテクノロジーによって人の可能性を拡げることを目指している。Wevoxの導入組織・団体数は3,530以上に達し、累計回答データは3億620万件を超える実績を持つ。

パルスサーベイとは、従業員の意識や組織の状態を定期的に測定する簡易的なアンケート調査のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

Wevoxのパルスサーベイは組織の状態を多角的に可視化・分析する機能を提供することで、エンゲージメントや組織カルチャーの向上を支援している。累計3億620万件を超える回答データを基に、より効果的な組織力向上の施策立案が可能となっている。

カメイのWevox導入は、従業員エンゲージメント向上と組織力強化に向けた積極的な取り組みとして評価できるものだ。パルスサーベイによる定期的な組織状態の把握は、問題の早期発見と迅速な対応を可能にし、長期的な組織の健全性維持に貢献するだろう。

一方で、導入後の課題として社内での活用度の向上や、得られたデータの効果的な活用方法の確立が必要になってくる。パルスサーベイの結果を実際の施策につなげる仕組みづくりや、従業員からの積極的なフィードバックを促す工夫が重要になってくるだろう。

今後は、AIを活用したデータ分析機能の強化や、より詳細な組織分析機能の追加が期待される。組織の持続的な成長のためには、従業員の声を適切に集め、分析し、実際の施策に反映していく継続的なサイクルの確立が不可欠である。

^ PR TIMES. 「【Wevox】カメイが、組織力向上プラットフォーム「Wevox（ウィボックス）」を全社導入 | 株式会社アトラエのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000155.000021544.html, (参照 24-12-27).

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