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公開：2025-02-05

フィードフォースがOmni HubとSquare決済端末の連携を開始、小売事業者のオムニチャネル化を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Omni HubがSquare決済端末との連携を開始
• ShopifyとSquare間での会員情報の一元管理が可能に
• 2024年12月時点で2,500店舗以上が導入済み

Omni HubがSquare決済端末との連携機能を実装

株式会社フィードフォースは、オムニチャネル会員連携アプリ「Omni Hub」においてグローバル決済端末「Square」との連携機能を2025年2月5日より提供開始した。ShopifyとSquareを利用している事業者は、オンラインストアと店舗での顧客情報を一元管理できるようになり、シームレスな顧客体験の提供が可能になった。^[1]

Omni Hubは2021年4月のサービス開始以来、ShopifyとスマレジとのPOS連携を提供してきたが、多様なPOSプラットフォームへの対応を求める声に応え、Square連携の実装に至った。2024年12月時点でOmni Hubの導入店舗数は2,500店舗を超え、連携会員数の総数は700万人を突破している。

Squareとの連携により、オンラインストアで会員登録した顧客情報をSquareに自動で登録し、会員マイページ上でSquare対応の会員バーコードを表示することが可能になった。導入費用は初期費用無料で、Shopifyアプリの基本料金150ドルと会員数に応じた従量課金のみとなっている。

Omni Hub新機能の詳細まとめ

Omni Hubの詳細はこちら

オムニチャネルについて

オムニチャネルとは、実店舗とECサイトなど複数の販売チャネルを統合し、シームレスな顧客体験を提供する販売戦略のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• オフラインとオンラインの販売チャネルの統合管理
• 顧客情報の一元化による効率的な運営
• 購買データに基づく精緻なマーケティング施策の実現

コロナ禍を経て、消費者の購買行動は実店舗とECを組み合わせる形へと大きく変化している。Omni Hubは、このようなオムニチャネル化のニーズに応えるため、POSシステムとECプラットフォーム間での顧客情報連携を実現し、小売事業者のDX推進を支援している。

Omni HubのSquare連携に関する考察

Omni HubがSquareとの連携を開始したことは、小売事業者のオムニチャネル化を加速させる重要な一歩となるだろう。ShopifyとSquareという2つの主要プラットフォーム間での顧客情報連携が実現したことで、より多くの事業者がオムニチャネル戦略を展開できるようになった。

今後の課題として、更なるPOSシステムへの対応拡大や、店舗とECのポイント共通化などの機能拡充が挙げられる。特に小規模事業者にとって、初期費用なしで導入できる点は魅力的だが、月額料金と従量課金のバランスが普及の鍵となるだろう。

中長期的には、AIやデータ分析技術の活用による顧客行動の予測や、パーソナライズされた販促施策の自動化など、より高度な機能の実装が期待される。オムニチャネル市場の成長に伴い、Omni Hubには更なる機能拡充とユーザビリティの向上が求められている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「オムニチャネル会員連携アプリ「Omni Hub」、グローバル決済端末「Square」との連携開始 | 株式会社フィードフォースのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000286.000071307.html, (参照 25-02-05).

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